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結婚記念日に買う花(花束やフラワーアレンジメント)の相場金額など

結婚記念日に花を買って帰りたいが、花など滅多に買わないので、何を買っていいのかまったく分からない……という男性は、管理人の花屋経験から言っても、非常に多いです。むしろ、結婚記念日の花をうまく選べる男性の方が稀なくらいです。

これは、世の男性がなさけないのではなく、実際に結婚記念日のお祝いの花を選ぶのは、難しいのだと思います。各家庭の習慣がバラバラであるように、各家庭で喜ばれる花もバラバラで、各人の趣味によっても大分話は変わってきます。

この記事では、そんな難しい花のセレクトのヒントになるかもしれない情報を紹介します。

 

目次 結婚記念日に買う花(花束やフラワーアレンジメント)の相場金額など

  1. 金額の相場はあるのか?
  2. お祝いの花は、何らかの「特別感」が欲しい
  3. 毎年同じものを贈るのもカッコイイ!
  4. バラを選べば、大間違いはしない
  5. 花束と、アレンジメントの割合は「半々くらい」
  6. いまや「プリザーブドフラワー」も立派な選択肢の一つ
  7. リアル店舗で買うのが恥ずかしかったら……

金額の相場はあるのか?

上に書いたように、各家庭それぞれのお祝いは、完全に「各論」の世界で、「総論」は無いに等しいです。
なので、具体的な金額を挙げることは難しいのですが、私の個人的な感触で言うと、5,000円というケースが多いように感じます。
もちろん、それより高い人も、低い人もいます。低い方を言うなら、200円という人だっていて(バラやガーベラの1本巻など、そのくらいの値です)、それでも十分素敵なプレゼントにはなります。

結婚記念日に買う花(花束やフラワーアレンジメント)の相場金額など

あくまでも、
「一番よくオーダーされる、相場的金額はいくら?」
と聞かれたとしたら、私の感覚では「5,000円」です。
5,000円の次に多いのは、3,000円でしょうか。
3,000円の次に多いのは、上方向に転じて「1万円くらいで」と申告してくる人が多いように思います。

ちなみに、私が扱った結婚記念日の花で、最高額は70万円というものがありました。(70万円の内容は、会社の経営者さん発注で、家全体を胡蝶蘭主体で飾り付けるという、とても贅沢な注文でした)

 

お祝いの花は、何らかの「特別感」が欲しい

結婚記念日というものは、長い結婚生活の中にあっては、びっくりするほど特別な一日ではないのだと思います。しかし、それをお祝いする日には、日常の中に、少しは非日常感を導入したほうが楽しみが大きいです。

たとえば、パッと見たその瞬間に、「特別だ」と感じるようなものなどが良いです。
明らかな高級花が入っているとか、花の本数が特別とか(結婚の年数や、「50」「100」などの本数)、珍しい装飾をされているとか、何らかのサプライズを含んでいるとか、そういうものです。
具体的な商品で言うと、こちらの花束→ペタロ・ローザなどは、装飾性が大きく、なかなか貰えないタイプの花束なので喜ばれます。
また、フラワーケーキなども、お祝い感、特別感があって喜ばれます。特に、フラワーケーキは、滅多にもらえないのと、アレンジの作りの面白さで、花好きの女性は本当に喜びます。しかも、箱を開けたときのサプライズ感が大きいので、お祝いを盛り上げてくれます。

管理人自身は特に推奨しないのですが、特別な非日常性が喜ばれる例としては「着色生花」というものがあります。


虹色のバラ レインボーローズミラクル

↑は、人工的に着色したバラです。バラ以外にも、ガーベラやカーネーションなど、天然ではあり得ない色に染めて売っている切り花があります。私自身は、どうもこれを良いと思えないのですが、本来存在し得ない夢の花であるせいか、驚きと喜びで、心から感動してくれる人はたくさんいます。

 

毎年同じものを贈るのもカッコイイ!

季節の挨拶などのギフトに、毎年同じものをくださる方がいらっしゃるものです。「○○さんから〇〇が届いた、もうそんな季節か……」と思えるようなギフトです。
そのような、恒例行事的なギフトも、二人で年を重ねていく結婚記念日のギフトにはふさわしいです。ただし、恒例にするには、夫婦二人とも喜べる花が良いので、本当に二人にふさわしい花なのかどうか、見極める必要はあります。

私が今まで見てきた例では、「毎年、一万円分の白バラの花束」というご夫婦がいました。これは、なんとご主人様のセレクトで、非常にカッコいいプレゼントだと思います。
また、バラの品種指定をしてくるご主人もいました。必ず、50本のバラというご夫婦もいました。(バラ花束、人気あります!)

 

バラを選べば、大間違いはしない

結婚記念日に買う花(花束やフラワーアレンジメント)の相場金額など

上にも例を書いていますが、花束でもアレンジでも、結婚記念日にバラは大いに頼りになる花材です。
バラは、花ギフトとしてはベタ中のベタでありながら、当たり前すぎてつまらない花にならないところが素晴らしいです。


赤バラ12本の花束

花束と、アレンジメントの割合は「半々くらい」

結婚記念日ために、家に持って帰る花は、私の接客経験によれば、花束とアレンジメで、ほぼ5:5くらいの感触です。どちらでも、好きな方を選べばOKです。

 

いまや「プリザーブドフラワー」も立派な選択肢の一つ

当サイトでは、プリザーブドフラワーは、特に推してはいません。しかし、世の中的には、プリザはすっかり市民権を得て、ギフト商品販売のショップに、当然のように並んでいます。最近では、生花店でもプリザーブドフラワーを売るところが増えてきました。

私自身の感触によると、「結婚記念日のプリザーブドフラワー」の値段相場は、どうも生花と同じ5,000円くらいのように感じます。
5,000円の次に多いのが3,000円(ここまで、生花と一緒です)。次が上にあがって6,000円くらいで、その次が8,000円。その次が1万円、くらいです。ここ数年で、1万円以上の商品も出ないわけではなくなった、……と感じています。


リアル店舗で買うのが恥ずかしかったら……

できればネットのサービスで花を買いたい人は、意外に多いようです。特に男性に、その傾向が顕著です。
花屋と話すのも面倒だし、なにか恥ずかしいし、それを持って帰ってくる道々ずっと恥ずかしい、という男性、実に多いです。そんなに照れることは無いと思うのですが、とりあえずそんな男性でも落ち着いて注文してもらうために、まずは多くの人が利用したことのあるであろう、Amazonや、楽天市場Yahoo!ショッピングなどで買ってみることをお勧めします。

ネットで花を注文することに慣れてくると、ほかにも色々なショップを使いこなせるようになります。サイトを見て商品傾向をつかんだり、商品を自分で比較したり、人のレビューの中から自分に必要な情報を見分けられるようになると、より自分らしい買い物ができると思います。