◆雨水タンク 詳細解説

 前の記事の続きです。雨水タンクについて、さらに詳しく解説します。

雨どいの規格は、必ず確認する!

 雨どいにも、規格があります。
 雨水タンクは、雨どいを、直接切るなどしてタンクにつながるホースを付けますので、ご自宅の雨どいの規格に、商品が取り付け可能か、必ず確認しましょう。
 万が一、規格が違っていることに気づかずに、雨どいを切ってしまった場合、素人仕事で、むりやり不恰好にタンクと雨どいをつなぐこともできなくは無いですが、タンクをいためることにもなりかねませんので、おすすめはできません。最悪、雨どいの修理代がかかってしまいうことも考えられますので、注意が必要です。(異経ソケットを購入すれば、直径の規格が違うタンクを接続することもできるのですが、自己責任の世界になります)

 一般家庭用の雨どいの種類は、ごく限られています。
 ほとんどは、丸樋で、直径55ミリか、60ミリです。角樋のものもありますが、かなり少ないです。したがって、雨水タンクの規格も、丸樋対応が多く、角樋対応が少なくなっています。
 つまり、角樋に付けようという方は、最初から選択肢が少ないです。(角樋に、丸樋対応の雨水タンクをつなげるための部品を、下記の【参考2】で紹介しています。
 反対に、丸樋で55ミリか60ミリの方は、ほとんどの商品が対応しているので、それだけでは絞りようがありません。

 【参考 1】雨水タンク 徹底比較 比較表……対応している雨どいの種類も比較項目に入っています。

 【参考 2】角樋を「丸樋対応」の雨水タンクにつなぐことができる製品です。
 雨水タンク用 角どいジョイント継ぎ手 2個入
 ゴム製で鋏で切れます。直径別のカットポイントが分かりやすく示されている継ぎ手です。(つまり、自分の家の樋が「角:直径50」であれば、「50」のところで切って樋に装着する、ということです)
 場合によっては、このような別売りの継ぎ手の使用も検討してみましょう。

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雨水タンクの適正容量は?

 雨水タンクの最少の容量は、現状では50Lのようです。最大は、特別な工事が必要でないものでは、500Lくらいです。
 消費するときのことを考えると、洗車など、大量に使う場合には、500Lでも、決して多すぎる量ではありません。打ち水なども、広範囲に使うと、思いのほか多くの量の水を使うのです。それに、もしものときの初期消火用に、と考えるなら、いくらあっても多すぎることはありません。

 しかし、問題は、容量が増えるほど、タンクが大型になり、確実に邪魔になることです。
 余裕のあるお庭の家なら良いですが、狭い庭だと、通路がふさがってしまうことなども考えられます。なので、まずは、本体を設置する場所を確認し、そこに置ける大きさをはじき出すのが現実的な方法かと思います。(タンクと雨どいをつなぐパイプは、大抵70cm程度です。延長器具も特にありませんので、タンクは、雨どいのすぐ隣に設置するものと考えてください)

 私の見たところ、どの家でも、お庭の中で目障りにならず、邪魔にならない大きさというのは、50〜80L程度ではないかと思われます。(日本、狭いですからね……)
 しかし、大は小を兼ねるということもありますので、大きいものを置ける余裕があるなら、100L、200Lのものを、積極的に検討する価値があると思います。

 もしも、雨水タンクの容量を、使用後に変更したくなった場合、タンクを縮小させることは不可能ですが、増設することなら可能なものが多数あります。
 連結タンクと言って、例えばミツギロン(大手です)の50Lの雨水タンクを、↓
(ミツギロン)雨水タンク 50L EG-24
↑これを買い、しばらく使ってから、「もう50L増やしたい」と思えば、連結用タンクを↓

【ミツギロン】 雨水タンク 50L 連結用 [EG-25]
↑これを買って、接続すればよいのです。結果的には↓


↑こういうことになります。
 上の例のように、連結用タンクは、先に設置したタンクの隣に、もう一つ設置することになりますので、そのスペースが必要になります。

 増設可能なものをあらかじめ選定するのも、一つの方法かと思います。

 【参考】雨水タンク 徹底比較 比較表……連結可能かどうかも、比較項目に入っています。

雨水タンクの形状

 雨水タンクの形状は、大きく分けると、「縦長型」と「横長型」の二つになります。

 「縦長型」は、↓のようなもの
【雨水利用・雨水タンク】アクアリゾット Be Green 英国製雨水タンク200L

「横長型」は、↓のようなものです。
 ミツギロン 雨水タンク80L [EG-01]

中間のタイプでとして、↓のようなものもあります。
タキロン雨水貯留タンク 雨音くん [架台なし] 120リットル

 これは、タンクを置くスペースによって選ぶのが、もっとも現実的です。
 しかし、現状では、横長型は80Lまでのものにほとんど限られており、100Lを超えるものは、ほぼ「縦長型」とお考えください。
 縦長だと、高さが1mを超えるあたりから、物体として人に与える圧迫感が大きくなり、「ちょっと邪魔」「大きすぎる」と感じる人が増えるようです。

 縦横はどちらでもいいが、あまり無愛想なタンクがあるのは好みに合わない、という方は、値段は少々高くなりますが、下記のような、見た目重視のタンクを選ぶと良いと思います。

グリーンポット ウォータージャー コモ EB-34265583W
 ハンドメイドのテラコッタ製のもの。ロマンチック系のガーデニングで演出したお庭にも、これなら馴染みますし、かえって雰囲気が出るでしょう。

アーティフィシャルバレル ウィリアム240HL 架台付 【雨水タンク】【雨水利用タンク】
 アンティーク風の、樽を模した製品もあります。(本物のアンティーク樽を利用した、リサイクルタンクもあります)

 和風のお庭にあう、信楽焼きの雨水タンクもあります。
信楽焼雨水タンク 信楽くん

 個人的には、シンプルに直線的なフォルムのタンクが、「家の壁の一部っぽい」感じで良いように思います。
雨水タンク ノーブル 取水器+蛇口セット

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