◆フェルト

フェルト

 100円ショップで買った、手芸用のフェルトです。
 これの使い道は、私の場合は一つしかありません。それは、器の底の養生用です。

 多くの人は、玄関やリビングなどに花器を置くときに、何らかの下敷きを敷くものです。
 その理由は、
◎単なる習慣
◎飾り物スペースであることをはっきりさせるため
◎何か敷いた方が、生けた花が締まって見える
◎素敵な地板を持っているので使いたい
◎素敵な花瓶敷きを持っているので使いたい
などなど、色々あるものですが、見逃せない大きな理由の一つに、

◎器の底で、家具などを傷めないため

というものがります。
 これ、なかなか重要なポイントなんです。ガラスの器はそうでもないんですが、陶器や鉄でできた花器は、それを置く場所を底で引っかいてしまったり、置いただけで跡がついてしまって、消せなくなったりすることがあるのです。
 そんなわけで、私は自分の家の玄関に花を生けるときには、敷物を敷かないことはありません。しかし、いけばなを色んな場所で生けるようになると、逆に「敷物を敷いたらおかしい」ような場所に生ける必要に迫られることがあります。
 それはたとえば、展覧会の花席とか、ギャラリー展示する会場とか、お店の一角に生けるような場合によく起こります。
 そういう場所に生けるときには、敷物を敷かない方がすっきりして美しいことが多いんです。(想像してみてください。草月展の会場の作品に、全部敷物を敷いてたら、なんだか妙ですよね)でも、本当は、そんな場所に生けるときこそ、器の底のケアに注意を払うべきです。だって、よそのお店のカウンターに、鉄花器を置いた跡が黒く残ったりしたら、弁償させられたって文句は言えませんよね。
 そうならないために、私はフェルトを使います。フェルトを切って、器の底の、要所要所に貼り付けます。(大抵、両面テープで貼ります)
↓こんな感じです。白いところが、器の底です。
花器の裏に、フェルトで養生する
 どうせ、底は見えないのですから、フェルトの色などは当然気にしません。
 このような、養生に使うものは、梱包シートとか、クッション材みたいなものとか、いくらかは試してみたのですが、やはりフェルトが一番手っ取り早くて良いように思います。


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