◆売ってるドライ花材と、自分で作るドライ花材は、どっちがエラいのか?

ドライフラワー

 私は、こちらのページ=管理人のストック花材 でも紹介しているように常時何種類かのドライ花材をストックしています。その中には、自分でドライに作ったものもありますし、既製品のドライを購入したものもあります。

 普段、楽しみで飾ったり作ったりしている分には、「自作」「既製品」のどちらを取るのかなど、あまり深く考える必要は無いのですが、展覧会用などで、大量に揃えたい、且つ作者の求めるクオリティのものを揃えたい、という目的がある場合には、どちらがより良いのかを考えなければならない場合があります。
 また、ドライフラワーアレンジメントを作る方や、ドライフラワーを使ってナチュラルテイストな雑貨を手作りするような方は、「より美しく仕上がる方」がどちらなのかと考えるときがあるでしょう。
 シンプルに、ドライフラワー好きな方も、「きれいにできるなら自分で乾かすけど、そうでないなら買っちゃおう」ということがあります。

 この記事では、既製品ドライフラワーと、自作ドライフラワーのメリットやデメリットについて紹介し、各花材についても、「この花は、自作が良いのか、既製品が良いのか」という、具体的なところまで考えてみたいと思います。

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◇既製品ドライのメリット、デメリット

 既製品のドライ花材のメリットを挙げてみます。
  • 総じて、素人が家庭で作るドライフラワーよりも色が良く残り、形も美しい
  • 素人が家庭で作るドライフラワーよりも、色の持ちが良いことが多い
  • 常時在庫があることが多い(急なニーズに対応可)
  • カタログが完備していることが多いので、選びやすいし、自分の知らなかったドライ花材も発見できる
  • 生花では入手できないもの(つまり、自分でドライにすることは難しいもの)の扱いもある
  • 素人が家庭でうまく乾かせないものの扱いもある
  • 着色ものは、素人が色をつけるよりも、メーカー製が断然きれい
  • さらしものは、メーカー製が断然きれい(というより、さらしは素人ではほとんど無理)

 続いて、デメリットです。
  • 自作するよりコストがかかる場合がある(コスト的に、そんなに変わらない場合もあります)
  • 茎がまっすぐで、花は全部上を向いているような、規格化された印象の花材になることが多い
  • パック売りが多く、1本買いできないことがほとんど
  • メーカーがペイしないと思った花材は、ドライ花材として登場しない(たとえば、その辺の雑草など)
  • ドライフラワーにもそれなりに流行があり、流行らなくなると、市場からパタッと姿を消す花材がある

 上記のメリット・デメリットと、下の自作ドライのメリット・デメリットをよく比較し、自分が入手しようとしている花材は、どちらがよりふさわしいのか検討しましょう。

◇自作ドライのメリット、デメリット

 メリットから挙げます。
  • 自分の庭から切ったものでもドライにできる
  • 好きな形を作って乾かすことができる
  • 壁に吊り下げて乾かすだけでも、大概の既製品ドライよりは自由で大らかな形に乾かせる
  • 1本から買える(摘める)花材なら、自分の好きな数を乾かせる
  • 既製品ドライとして売っていない花材も、「ドライにできるかも?」と思ったら製作にチャレンジできるし、その結果きれいなドライが作れることもある
  • コストゼロで作れることもある(ギフトでいただいた花や、庭の花、野で摘んできた花など)

 続いて、デメリットです。
  • 乾かすのに、失敗することがある
  • 既製品ドライに比べると、だらしない姿に仕上がることがある
  • 既製品ドライに比べると、沈んだ色に仕上がることがある
  • 既製品ドライに比べると、色あせが早いことがある
  • 乾かす間、くさいことがある
  • 乾かしていると、「邪魔だしくさい」などの理由で、家族に迫害を受けることがある
  • 虫が発生することがある
  • 乾かす日数がかかるので、急に必要なときには間に合わない
  • 不定形なので保管が面倒。きれいに保管できない

 上記のように、メリット・デメリットがあるわけですが、長年花の世界におりますと、どうも各花材によって、「この花なら既製品を買う価値が有る」とか、「自作であまりにも簡単にできるので、自作でよい」とか、思うところが出てきます。
 以下のページで、各ドライ花材について、管理人がどう思っているのかを一覧表にしてみたいと思います。

》》ドライ花材 一覧表 :花物
》》ドライ花材 一覧表 :葉物・草物
》》ドライ花材 一覧表 :実物
》》ドライ花材 一覧表 :枝物・蔓物



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