◆ドライの石化豆

ものすごい見た目です。フレッシュで入荷したものですが、この見た目を気に入りまして、ただ捨てるには忍びなくなり、ドライにしてみることにしました。
フレッシュの状態の画像は、こちらですでにアップしています→自分が使った花材事典:石化豆

◇とにもかくにも、見た目のインパクト

この素材の魅力は、なんといっても見た目のインパクト! なかなか、こんな顔の花材には出会えません。そして、そのインパクトが、乾かしても変わりませんでした。
素材によっては、フレッシュのときの魅力が、乾かすと損なわれてしまうものがあるものなのですが、この素材はもともとの魅力がほとんど、いや全くと言ってよいほど保存されました。

乾いたことによるよじれや、サイズの縮みもありません。グリーンが「枯れ色」になっただけです。

◇「大」と「小」がある

この石化豆は、買った時には「生け花花材」でしたので、2本組を1ハイとして買いました。お稽古花材にはよくあることですが、「大小一本ずつ」でした。

上に貼った2枚の画像は、いずれも「大」の方です。
「小」の方は、「大」より相当小さかったりするのですが、小は小でやっぱり妙な形をしているので、小さいながらも面白い素材になっています。

↑なんだか動きがあるように見えるのが面白いです。

◇着色しても良いかもしれない

私は、まだこの素材を作っただけで使用していません。
どうやら、長期の保存に耐えてくれそうなので、面白く使える機会が巡ってくるまで温存しておこうと思っています。

もしも、色がもっと黒っぽくなったり、汚なそうな色になってきたら、着色したらどうだろうかと思います。今のところ、黒とか赤とか、いっそのこと金とか、強烈な色に染めることをイメージしています。形の面白さと相乗効果を生むような色にできたら良いと思います。

◇たぶん、既製品は無いと思う

私は、石化豆のドライなど、今まで見たことがないので、少なくとも現在は、「ドライ石化豆」の既製品を買うことはできないものだと思っています。なので、運よく石化豆を入手した方は、ドライ化を試してみられたらどうでしょうか。

私の感触では、よほど状態が悪くなければ、ドライ化に失敗することはないと思われます。ドライにかかる時間も短くて、2週間もあればパリパリになります。


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