◆不器用な管理人の水引の結び方……「房7」

 前のページから見ていただくと分かりますが、管理人は超不器用で、水引についてはほぼ無知です。
 ここで紹介するのは、フラワー製作(フラワーアレンジメント・リース・ガーランドetc)の飾りとして使う水引結びであって、正式な水引の結び方ではありません。遊びで作った、フリースタイルの結び方としてご覧ください。

◇「房7」

 管理人が「房」と勝手に名づけたシリーズの7番目です。

◇作り方

 適当な本数の水引を、同じ長さに切りそろえます。(あまり少なすぎると貧相になります)


 切った水引の中の何本かを取り分けて、下の画像のようにして、先を丸めた水引にします。(ここでは、3本だけ丸めますが、好きな数だけ丸めてください)

 水引を、細いものにぎゅーーっと巻きつけて形をつけます。ここでは、爪楊枝を使っています。固く、きっちりと巻きつけたほうが、出来上がりがきれいです。

 二重巻きでもいいし……


三重巻きでもいいです。


 巻きすぎたと思ったら、切ってしまえばいいです。


 巻いて、コイル状になっている部分を、平べったくしたいので、何かでしばらく重石をします。私は大体、辞書を上に乗せて一晩置くことが多いです。
 辞書を乗せて、ぺったんこにしたものがこちらです。


 私の適当なやり方では、そのときそのときによって巻き加減が違うため、巻いて重石をした結果が、いつでも同じようにはなりません。
 つまり、下の画像のようになります。

 左の二つの「渦巻き」は、大きな円の中に、渦巻きが納まるように仕上がっています。しかし、一番右の「渦巻き」は、渦が外にずれ出しています。
 私は、どんな仕上がりでも、「余程おかしくなければOK」にしてしまうのですが、渦巻きの傾向を統一させたい人は、「渦」を作るときに、同一の形になるように調整すると良いと思います。
 上の画像の、左の二つのようなタイプは、水引の先端は小さい円にし、その周りになる部分はだんだん大きい円になるようにすれば良いのだと思います。(私は、不器用なために勝手にそうなっているので、意識的に形を作ってはいません)そして、重石をする前に、渦巻きが中に納まるような形を作ってから押すと良いでしょう。

 上記のようにして作った何本かの「渦巻き水引」と、巻いていない水引をまとめて持ちます。

 このときに、「渦巻き」をどの場所にどう配置するか、長さはどうするかを考えます。

 このデザインで行こう!と思った形にしたら、下の部分をワイヤーでくくって留めてしまいます。

 これで、できあがりです。

◆使い道

 この水引の使い道としては、私はお正月アレンジなどに使っています。お正月飾りや、お正月リースのポイントにしても良いと思います。
 水引の本数を増やして、もっと大きい房にすると、さらに豪華な印象になります。また、扇のような形に水引を広げると、派手な印象になります。


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