◆美咲(切花延命剤)

◇「美咲」は、優秀な切花延命剤だと思います

美咲 切花延命剤

 切花延命剤の美咲は、華心と並んで、現在、私がメインで使っている薬剤の一つです。

 私は、長年「華心」だけをメインの薬剤として使い、そのほかの各種の延命剤を、サブとして使ってきました。完全に、「華心以外は、その他」という使い方をしてきたのです。
 しかし数年前に、「その他」の中から、突如として華心に並ぶ地位にまで登りつめて来たのが、上の画像の「美咲」です。

 私は、基本的には、切花延命剤は「華心」しか購入しない習慣でした。「その他」の薬剤は、仕事柄、あっちこっちから提供されるものをその都度使っていました。
 そういう習慣の者が、「美咲なら買ってみようか」と思ったのは、私が信頼している姉弟子が二人揃って「美咲は効く!」と断言したからです。

 購入し、実際に使ってみて、私も「効く!」と思ったものですから、現在も、美咲はうちのメイン薬剤の一つになっています。

スポンサーリンク

◇美咲は、なぜかうちの近所で異様に買い易い

 私は、美咲を結構色々な場所で買います。資材卸で買うこともあるし、出入りしている生花店で買うこともあるし、ネットで何か買うときに送料対策で買うこともあります。
 一度は、近所の西友で買いました。そのときは、西友で使えるギフトカードを持っていたので、その端数対策に買ったと記憶しています。
 そのときに気が付いたのですが、うちの近所の西友では、美咲を大量に売っているんです。ボトルと、袋と、小袋の三種類の大きさのものが、棚を一列占領して置かれています。よその西友をチェックしていないので、どの店舗でもそうなのかどうか分かりませんが、とにかくうちの近所の西友ではそうなのです。

 で、そのときに、「スーパーで、今一番売られている切花延命剤って何なんだろう?」と思い、複数のスーパーを巡り歩いてチェックしてみたところ、なんとうちの近所では、美咲の圧勝でした。
 そんなことがあったので、「美咲は、すごく一般的に買える切花延命剤になったんだな」と思っていたのですが、あるとき、練馬区に住んでいる友人に美咲を勧めたら、「結構探したけど、あまり売っていない」と言われたことがありまして……うちのあたりだけが、謎の美咲地帯なのかもしれません。

美咲 320ml

◇美咲の効果・成分

 美咲のラベルを見ると、以下のような効果が謳ってあります。

  • 水中の微生物の繁殖を防ぐ
  • 花や葉の乾燥を防ぎ、花のはりツヤを長持ちさせる
  • 花に栄養分を補給し、日持ちをよくさせる

 成分は、「糖類・無機イオン・抗菌剤」とのこと。

 注意事項としては、効果の現れにくい花もあると書いてあります。
 しかし、私は「この植物に美咲を使わない方がいいよ」という情報は、今のところ聞いたことがありません。
 逆に、相性が良い花としては、「バラに効く!」という声はよく聞きます。聞くだけでなく、私もバラに良いことは実感しています。

◇バラと、カ−ネーションに良く効く!

 実感として、バラにはほかの切花延命剤よりも、美咲が効くと私は思っています。また、カーネーションには、美咲は強烈に効くとも思っています。
 これは、リアルに体感したことなので、美咲を超える薬剤が現れない限りは、私はバラとカーネーションには、必ず美咲を使うつもりです。

◇美咲の使い方

 美咲は、多くの切花延命剤と同様に、水で薄めて使います。キャップに5ml、10ml、15mlの目盛りが入っているので、それを目安にして計測します。

↓目盛りが付いてるの、分かります?


 うっかり濃くしすぎてしまっても害はありません(薬剤が勿体無いだけです)。反対に、薄すぎると、効力があまり発揮できないことになるかもしれません。ホントに薄すぎると、「入れなくても一緒じゃん」ということになりますので、アバウトすぎる目分量で使うのはキケンです。

 でも、一般の家庭での利用だと、「花瓶に水を入れるのに、いちいち何ミリの水か計っていられない」ということがあるかと思います。
 私が、自分の家で実践している方法としては、「花瓶の初使用のときに、計量カップかペットボトルを使って水を入れ、その花瓶の容量がどのくらいのものなのか、およそ把握しておく」というやり方がありますので、参考になさってください。(この方法すらもめんどくさいと思われる方は、常に多目に薬剤を使うか、いっそ薬剤に頼らないでもいいと思います)

※花の展覧会などで、何がなんでも水を下げてはならない場面で使うのであれば、めんどくさいとか言わずに適量を算出して使いましょう。

◇美咲の容器サイズ

 一番上の画像のボトルは、320ml入りのものです。個人の花の先生や、一般家庭で買うなら、このサイズが使い易いように思います。

 美咲の容器サイズは、ほかにもあって、大きいほうから並べると、
  • 20リットル……プロ用です。デカイので、私でも買いたくありません。
  • 10リットル……プロ用。これでも十分デカイです。
  • 2.5リットル……プロ用。同上。
  • 320ml(袋)……ボトルと同じ容量ですが、固い容器ではなくて「袋」です。ウィダーインゼリーの容器みたいなやつです。
  • 160ml(袋)……上記の、半分サイズの袋です。一般家庭では、これでもいいかも。
  • 10ml(小袋)……1回使い切りサイズです。ボトルではなく、これをたくさん持っておきたいタイプの人もいます。(多分、持ち運びに便利なのと、計量しなくても内容量が分かるところがいいのでしょう)

 私は、320mlのボトルを買うことにしています。袋でもいいのですが、何となくボトルのほうを使いなれてしまったので、習慣でボトルを買います。
 いけこみなどで、少しでも荷物を小さくしたいときは、プラスチックアンプルに移していくこともあります。

↓こんな風にして持ち歩きます。


 これだと、中身を出してしまったら、小さくつぶしてしまうことができますし、場所によっては捨てて帰れます。(ちなみに、このアンプルは、木酢液が入っていたものを、洗って取っておいたやつです)


Copyright(C)2004.09.15-. 花の情報局.All Rights Reserved.