◆切花延命剤各種

 あちこちの花屋さんでもらった切花延命剤が、うちには色々あります。このページの画像の延命剤は、すべてお客さんとして花を買ったときに「おまけ」でもらったものです。



 私自身は、メインの切花延命剤として使っているのは、美咲という銘柄です。しかし、ほかの銘柄も別に嫌いではなく、基本的には「何でもいいや」と思っています。
 ということはつまり、現在の切花延命剤の中には、突出して「これが特に優れている」と私が思っている銘柄は無いということです。




 今、一番メジャーな切花延命剤は何かと言われれば、私は
「クリザールかキープじゃないかな」
と答えるでしょう。
 「クリザール」は、上から二番目の画像の左側の薬剤です。粉末で、水で溶いて使います。
 「キープ(正式には、キープフラワー)」は、一番上の画像の右側の薬剤です。これは液体で、水で薄めて使います。キープの袋に、花キューピットマークが入っているので、どこの店かは忘れましたが、花キューピットの加盟店から貰ったんだなということが分かります。

 このような、お店でくれるタイプの切花延命剤は、とっても使える薬剤ですので、貰ってきたならきっちり活用した方が良いと思います。お花の持ちが、実際に2〜3日も違ったりしますから。だって、プロも同じ薬剤を使っていますからね。クリザールもキープも、花屋さんが業務用にわざわざ購入する銘柄なんです。それを、
「水で薄めるの面倒だなあ」
とか言ってどこかへやってしまうのは勿体無いです。たしかに、「何倍の水で薄めろ」と書いてあるのを読んで守るのは、なにやら非常に面倒ですが、そんなものは適当でいいんです。多少、薬剤の濃い水になったとしても、花に悪影響は大概ありません。一袋を、花瓶一個にざばっと入れるくらいの大雑把さでもOKです! プロの端くれである私でさえそうしています。「薬剤9割」みたいな、アホ的高濃度にでもしなければ、「薬が無駄になる」ことはあっても、「かえって花が枯れる」ようなことは無いんです。
 むしろ、気をつけるべきは、
「薬で守っているからには、後はどんな風に扱ってもいいんでしょ」
と思うことですね。
 いくら薬剤を入れても、暖房の熱風に吹かれたり、窓際の直射日光に照らされたり、水が腐ってどろどろのまま放置したりすれば、花の命は当然短くなります。
「薬剤入れたから、切り戻ししなくていいわよね」
なんて、夢にも思わないでいただきたいです(特に、いけばなを習っていながらこんなことを思っている人がいるとすれば、恥じなさい!)。※切り戻しについては、こちらをご覧ください⇒水揚げとは〈その1〉
 オロナミンC飲んで元気つけたら、毒ガス吸っても平気だよね、と言ってるのと同じですよ。役に立つ薬剤だが、魔法の薬ではない、とご理解ください。


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