◆クラフト用ワイヤー(ワイヤリングの方法も紹介します)

 当サイトでは、このようなワイヤーも紹介していますが、フラワーの世界で最も使われているのは、下のようなクラフト用ワイヤーです。




 各色のテープで巻いたものもあれば、裸のワイヤーもあります。
 ♯20とか書いてあるのが、ワイヤーのサイズの規格でして、番号が小さいほど太く、大きいほど細くなります。「♯20」を、一般的には「20番」と呼びます。
 上の画像に、20〜24番のワイヤーしかないのは、要するに、このゾーンのワイヤーを私がよく使うということです。

 タイトルで、「ワイヤリングの方法も紹介します」と書いていますが、ここでは主にフラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーの世界で「できないと困るようなワイヤリング方法」を紹介します。
 いけばなの世界には、特定のスタイルのワイヤリングはありません。いけばなのワイヤーは、下記のことに気を付ければOKです。
  • しっかり締める
  • ワイヤー使いしていることが見えないように処理する
  • 適切な太さのワイヤーを選ぶ
  • 何でもかんでもワイヤーで解決しようとしない

 「しっかり締める」ということだけでも、最初は加減が分からなかったりしますが、場数を踏めば手が覚えていきます。

 以下に、私がリースやガーランドを作るときに、最もよく使うワイヤリングの方法を紹介します。どうも、「ツイスト」とか言う方法らしいです。(私は、花屋で実践しながら習得した技法がほとんどなので、正式な名前をあまり知らなかったりします)これは、ブーケにも、コサージにも使える技法です。

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◇手順の紹介

※ワイヤリングの方法は、これが唯一のものではありません。フラワーアレンジの学校などでは、最低でも5〜6種類のワイヤリングを教えてくれます。

【1】 ワイヤーを、三分の一の長さの場所で折ります

半分の長さに切ったワイヤー(目的により、三分の一で切る場合もある)を、三分の一の長さの場所で折ります。

【2】 【1】のワイヤーを、ワイヤリングする素材に当てます

必ずしも、「ワイヤーの短いほうが上」でなくてもいいです。(私は、習慣でこのように持ちますが)


手をどけた方が見やすいかな? こんな風に当てます。

【3】長いほうのワイヤーをひねり、素材とワイヤー巻いていく

手をどけたバージョンの画像でご覧ください。長いほうのワイヤーをひねり、素材の軸と、ワイヤーを巻きにかかります。このまま、何の芸も無く、ただぐるぐると巻くだけです。

【4】巻いていくと、こんな感じ

二巻きさせたところです。私は基本的には「三巻き」させるので、もう一巻きです。(手を離しながら撮っているので、ちょっと巻きが緩い画像になっています)


形が違う素材でも、同じ方法でワイヤリングできます。これは、きっちり三巻きしてあります


手前は孔雀ヒバ、後方はヒムロ杉です。同じ方法でワイヤリングしています。ヒムロ杉は、一本ではなく、二本束ねています

【5】ワイヤーを引っ掛けて、抜けを防止することもできる

邪道と言えば邪道な方法になりますが、かけたワイヤーが抜けるのを防ぐために、三股や二股の素材には、「股のどれかにワイヤーを引っ掛けてしまう」という作戦を取ることもできます。これだと、多少締め付けが甘くても、すっぽり抜けることはありません

 正統派のブーケや、リースなどは、こういうワイヤーをかけたパーツを山ほど作ってから形にしていきます。ワイヤリングは、かなり指先の力が必要な作業でして、20番のワイヤーなど使うと、素人の方は、10分もすれば指先が痛くて泣きが入り始めます。
 しかし、ワイヤリングは、経験値がものを言いますので、ワイヤリングの達人になりたい方は、指がジンジン痛くても頑張ってください。泣きたいときには、私が一緒に泣きましょう!


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