◆剣山おこし

剣山おこし 
↑もう、20年ほども前に、草月会館の売店で買いました。たしか、150円とか、そんなものだったと思います。

 剣山おこしは、華道具を扱うお店で買うことができます。
 多分、一般の方は、剣山おこしって、知らないんですよね? 私が素人の方に剣山おこしのことを話すと、
「剣山おこし? それ何? 見たい!」
って言われることがほとんどですから。(あるときに、素人さんがものすごく見たがる類の名前であることを知り、それからいろんな人の反応を見てみました)

 剣山おこしは、華道具としては、ポピュラーなものです。しかし、そう頻繁に使うものではないし、「無いとやっていけない」というものでもないので、いけばなを習っていても、持っていない人は結構いると思います。
 画像を見ていただくと分かるように、ごく小さな道具です。これが、無くしやすいんですよね〜。
 そのためだと思うんですが、剣山おこしは、鈴付きの商品であることがほとんどです。(鈴って、チリンチリン音のする鈴です)上の画像にも、紫の紐みたいなのが付いているのが分かると思いますが、あれは鈴が付いていた名残です。いろんな華道具やさんや、各流の華道具売り場を見ても、鈴の付いていない剣山おこしは少ないです。考えたら、「鈴付きがスタンダード」という道具も珍しいですね。

 いけばな関係者でない皆さんには、どうやって使うかまったく分からないと思いますので、使い方を解説しましょう。
 実は、上の画像の銀色のスティックが、二つに分解できるんです。

↑左の方のパーツに、右のパーツをかぶせて、ねじって留めると、上の画像のように、一本のスティックになります。
 この二つのパーツは、役割が違う道具なんです。
 左側の、紫の紐が付いているほうは、先がとがっていて、剣山の中を掃除するためのものです。爪楊枝などで代用することも可能ですが、しっかりした金属の方が、掃除はやりやすいです。
 そして、右側のパーツが、剣山おこしの本体です。太い、ぎざぎざのある方を手で持って、反対側の部分で、倒れた剣山の針をつかまえて起こしていきます。
 針をつかまえる側は、パイプ状になっているので、パイプ部分に針を入れて起こすことができます。剣山の手入れは、この二つのパーツがあれば、ほとんど全部できてしまいます。

 右側の方の、針を起こすパーツは、身の回りで代用品が見つかりませんので、剣山をきちんと管理したい人は、一個持っておくといいですね。

【日本製】剣山直しパール
剣山直し 鈴



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