◆鉄太巻線

鉄太巻線
 近所のホームセンターで買ったもののようです。直径2o、25mで、378円。まあ、妥当なお値段でしょう。
 画像を見て分かるように、買ったまま、ほどいた形跡がありません。やはり、これも展覧会作品を考えているようなときに、ふわっと買っちゃったたぐいのものだと思われます。

 ワイヤー類というのは、いけばな作品には、結構使えるんです。留めつけ作業の道具にするだけではなく、ワイヤーそのものを素材として使うこともよくあります。
 ワイヤーは、意外にいけばな家のイマジネーションを、大きく動かす素材になりうるんです。
【1】植物に無い、硬質の質感を持っている
【2】植物に無い、輝きを持っている
【3】手で加工することが可能=植物素材のように、手と鋏(工具)で造形できる
【4】いけばなの三大要素、「線・色・塊」のすべてを単独でカバーし得る

↑挙げればもっとありますが、大体こんなところがワイヤーの魅力です。ワイヤーというのは、「線」そのものみたいな素材ですから、線だけで共感感動を呼び起こすことのできるいけばなのジャンルが、ワイヤーに親近感を抱くのは、当然と言えば当然のことなのでしょう。

 しかし、素材として使おうと思ったら、ワイヤーといえども「早く使う」方がいいんですよね‥‥。腐りはしませんけど、表面にシミが浮いたり、どんどん汚くなってしまいます。‥‥ということも、分かっているんですけど、なかなか消費できません。


Copyright(C)2004.09.15-. 花の情報局.All Rights Reserved.