◆普段は捨ててしまっている種を撒いてみる

みかん 種まき

 花屋さんから買ってきた種や苗でなくとも、育てる楽しみは味わうことができます。
 むしろ、商品でない種をまくときの方が、発芽を待つドキドキ感が高くて楽しいことすらあります。「これ、まいてみようかなあ」と思う種は、どんどんまいちゃってみましょう。
 そのような「商品でない種」はどこから手に入れるのかというと……

◎ フルーツを食べたときに、種を取っておく
◎ 実を持っている切花を捨てる際に、種だけ残しておく


のような方法があります。
 たしか、向田邦子氏のエッセイに、「子供の頃、パパイヤを食べたときに、密かに種を取っておいて、庭にまいてみた。期待しながら待ったが、結局発芽しなかった」という主旨の文があります。はっきり言って、芽が出るかどうかは博打です。なので、心に余裕の無い人にはお勧めしません。

 いや、逆にこのような行為が人の心に余裕をもたらすこともあるかな? とにかく、面白そうだと思った人は、レッツトライ! 私が実際に試した例を挙げましょう。

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(1)夏みかん

 私の兄が、子供の頃、忘れもしないキッコーマンの醤油缶に土をつめて、夏みかんを食べたときに取った種を埋めたのです。その種から芽が出て、少しずつ大きくなり、青虫に食べられながらも枝を張っていき、今では見上げるほどの高さになりました。毎年実をつけ、お隣さんにおすそ分けまでできるほどです。味も悪くないですよ。(ただし、年によって収穫量がものすごく違います)栽培としては、大成功例です。

 この夏みかんは、枝にものすごいトゲがあり、私はトゲの大きい脇枝を切って、いけばな花材にしました。2013年の、新宿草月展の花材に使ったときの画像がこちらです。

(2)アボカド

 我が家でかつて栽培していました。こちらのに記事があります→アボカドの種をまく(画像あり)。

(3)ふくれみかん

 これも、現在我が家で栽培中です。「ふくれみかん」というみかんを食べたときに、種を取って植えました。
↓こんな芽が育ちます(現在はもっと大きくなってます)。

 ぜひとも、開花・結実までいってもらいたいと思っています。
※こちらの記事に、栽培の記録があります→ふくれみかんの実生

(4)フォックス・フェイス

 これも、我が家の成功例です。
 いけばなで使ったフォックスフェイスの実を切り開き、中から種を取り、植えていたら、すごい発芽率で発芽しました(多分、100%近い発芽率ではないかと……)。
↓こんな感じの植物でした。

 最終的には、この画像の3〜4倍の大きさになり、葉の大きさは、私の手よりも大きく、茎は私の親指の倍くらいの太さになりました。
 そして、夏の日差しの中で、開花しました! 詳しい記事と、開花の写真はこちらです→フォックスフェイスの種をまく
※上の画像の株から取った脇芽を水栽培にしてみたら、簡単に根が出ました

(5)オモチャカボチャ

 これも、我が家で行いました。
 ハロウィンのディスプレイに使ったオモチャカボチャを撤去し、それをプランターに埋めて発芽させました。
(以前使っていたブログには生育の様子の画像を貼っていたのですが、ブログごと削除してしまいましたので、現在はお見せできる画像がありません)

(6)スイカ

 我が家で行いました。こちらの記事で紹介しています→スイカの種をまいてみる

(7)番外編:パイナップルの挿し木

 我が家で行い、現在も栽培中です。
 八百屋で買った丸ごとのパイナップルの、頭の部分を挿し木しました。はじめは水栽培で発根させ、その後に土に植えました。こちらの記事に詳しい記録があります→パイナップルの挿し木

(8)番外編:サツマイモ・にんじんの水栽培

 八百屋で買ったサツマイモのきれっぱしを水につけておくと、つるが伸びて葉も茂ります。

 開花までいくのは、なかなか難しいようです。
 同様の水栽培が、ジャガイモでもできます。
 私は、葉っぱがかわいいので、にんじんでやるのが好きです。

 大根でもできますが、かわいさではにんじんに及びません。

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