◆実例:「1,500円のお正月束」を活用してみる

※この記事は、素人さん向けであり、花屋の安いセット束を買い、手軽にお正月花の格好を付けたい方を対象とした記事です。花装飾の専門的な勉強をされている方は対象外ですので、飛ばしてください。「お正月花を生けようとしているのに、右も左も分からない」というレベルの方は、どうぞ寄っていらっしゃい。

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◇花屋さんで売っている「1,500円お正月花」は、大体こんな感じ

 管理人が、リアルに近所の花屋で買った1,500円お正月花のセット束は、こんな感じでした(2012年購入)。
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正月花

 あっちこっちの花屋に出入りしている管理人ですが、あえて自分の「関係店」ではないところから、リアルに買ってきました(関係各店だと、色々オマケされてしまったりするので)。

 私の行った店では、お正月のセット束は、一番安いもので1000円というのがありましたが、あまりにも「一輪挿しコース」だったために、もうワンランク上げて1,500円のを買ってきました。やはり、水盤とか、鉢とか、花瓶でも一輪挿しレベルより上のものに生けようと思うと、1,000円程度では厳しいです。

◇「1,500円お正月花」の内容

 上の画像の1,500円束の内容は、
  • 若松 1本……この値段では、2本は付けられません。しかし、松は一本でもあればお正月色が出せます(当然、ほかの高い松など、1,500円では論外です。根引き松など生けたいなら、2,000円以上は当然と思ってください)
  • 銀柳 1本……銀の色が、華やかさ、おめでたさを演出します。一本金銀系が入ると、全体の感じが変わります
  • 黄菊 3本……定番中の定番花ものです。「3本」という数字も収まりがよくて(いけばなの初心者用花材でも、花ものは3本のことが多いのです)、扱いやすいです。1,000円くらいの束だと、3本付かないことが多いので、やはり1,500円クラスが生け易いです
  • 千両 1本……いかにもお正月らしい花材が、松のほかにもう一種類あると、生け易いです

 上記のようになります。この内容、非常に一般的なものだと思います。特に高くも無く、安くもない設定の花ですね(だから例にしようと思ったわけですが)。

 特に大げさでもなく、むしろ安価なセット束ですが、よく見ればこのように、「4種類 6本」も入っています。これだけあれば、そこそこ見られる正月花が生けられます。「高価であることが重要」な場面では、1,500円ではあまりにも物足りないということもあるかもしれませんが、生ける人自身と、その家に住む人たちが「1,500円でいい」と思ったら、それが十分なお値段だと思います。

 下の画像は、束のセロハンを取って多少広げてみたものです。包装を取ると、思っていたよりも幅の出せる束であることが分かります。
正月花

 この束を、どんな器に生けるか決めるには、このように広げて「嵩」を見ましょう。ボリューム的に不釣合いな器を合わせると、器のテイストがいかにお正月チックでも、アンバランスになってしまうことがあります。

 私が、どんな風に器と嵩の関係を見るかを、次ページで紹介してみようと思いますので、よろしければ参考になさってください。


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