桃の花を使わないひな祭りの花というのはどんな感じになるのか、というのを一点紹介しておこうと思います。
こちらの記事でも書いていますが、ひな祭りというのは「桃の節句」ではありますけど、「絶対的に桃以外の花だけで生けるのは許されない」というわけでもありません。
一番正式だし、それらしいのは桃ですけど、それ以外の花でも、美しくひな祭りを彩ることができればそれでOK、という考え方もできるのです。この辺は、完全に各家庭の考え方でよいと思います。
じゃあ、桃も菜の花も使わないひな祭りに花って、どんな雰囲気になるのかという例をお目にかけようと思います。
ここで出す例は、本当にたくさんある選択肢の中の一つですので、「桃も菜の花も使わないならこう生けろ」という趣旨で生けたものではありません。こんなのもアリかもしれないね、というほどの例です。
ほかの作例と同様に、誰にでも数分で生けられるものにしてあります。数分というか、1分で生けられるレベルです。
花材は、ピンポン菊3本。
花器は、陶器ポット(本当はシュガーポットらしい)。