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レンタルなら、大きい門松を気軽に置ける

当サイトのこちらのページ→門松や門松用若松の種類と飾り方 大きい門松の処分方法 でも書いているように、最近では、門松を飾ると処分に困ることがあります。
それなら、処分など自分でしなくて良い「レンタル」で済ませればいいのではないか、という記事です。

 

目次 門松はレンタルできる

  1. 門松のレンタルは、昔からある
  2. 「レンタル=作り物」ではない
  3. 「レンタル=安価」ではない
  4. どんなところで門松をレンタルできるのか?
  5. 決まった業者を使っている人は……
  6. レンタル門松をネットで探すなら
  7. 門松をレンタルするときの注意点
  8. 大型門松の注文は、早めがいい

門松のレンタルは、昔からある

門松のレンタルサービスは、最近できたサービスではなく、実はずいぶん昔からあり、珍しいサービスでもありません。

レンタル門松とは、要するに、
「年末に門松が届き、正月が終わったら業者が門松を回収に来る」
というものです。
つまり、
「門松を購入するときに、回収も一緒に頼む」
という注文の仕方と、なんら変わるところはありません。今までにもあったこのような売り方を、「レンタル門松」と最近呼び始めたというだけのことです。
最近になってから始まった要素があるとすれば、今まで門松など扱っていなかった「植物リース業者」が多く扱い始めた、ということくらいです。

門松のような大きいものは、レンタルだと、とにかく楽です! 持ってきて、据えてもらって、また取りに来てくれるのですから、その家の住人は、ほとんど手を出さずにすべてが済みます。門松を飾りたいけど手間が大変、ということで二の足を踏んでいるのであれば、一度レンタル門松をご検討ください。

 

「レンタル=作り物」ではない

レンタルというと、なんだか響きが軽々しいので、「本物の松や竹を使っていないのでは? プラスチックの作り物では?」という疑惑を覚えるかもしれませんが、普通「レンタル門松」とは、ちゃんと本物の松竹を使った、あの正統派の門松を貸してくれることを指します。

(店舗などの装飾用で、プラスチック製の門松のレンタル品もありますが、そういうものは、「材質:プラスチック」と書いてあったり、本物でないことが明らかな画像がついていたりで、絶対に分かるようになっています)

 

「レンタル=安価」ではない

上の項目を読んでもらうと、「レンタル門松」というものは、「生きた植物を使った本物の門松を、普通に購入する」行為なのだとわかっていただけると思います。
ということは、届く門松は、使いまわしでもなんでもなく、いわば「一回限りのレンタル品」なわけです。
なので、当然ながら、「レンタルだから安いだろう」の理論は当てはまりません。「普通の門松のお値段」を払うことになります。

 

どんなところで門松をレンタルできるのか?

門松は、下のようなところからレンタルできます。

  • 植木屋
  • 造園業者
  • 観葉植物リース業者
  • 各種レンタル品の業者

上記のような業者で探すときに、「レンタル」という言葉が使われているとは限りませんのでご注意ください。「回収付きの販売」(実質、レンタルと同じこと)という表現で商品説明されているところも多いです。

 

決まった業者を使っている人は……

※前提として、もともと回収を謳っていない業者に回収させるときには、別料金がかかることを想定しておいてください。無料で回収してくれたらだいぶ運が良いです

すでに毎年買う業者が決まっているか、または購入場所の候補がすでに何箇所かある場合は、注文するときに、
「年明けの回収を頼めませんか?」
という表現で聞いてみましょう。「回収」を謳っていない店でも、頼まれれば引き受ける、というところもあります。
この場合、「レンタル」というワードは、特に出さなくても大丈夫です。
「回収」を打診してみると、たとえ回収を受けてもらえなくても、「楽に処分したいなら、こういう方法がありますよ」というような知識を教えてくれることがあります。聞くだけ聞いてみて損は無いです。

場合によっては業者が、
「本来、回収はしないのだが、特別に回収に行きましょう」
と言ってくれることもあります。
業者からこの言葉を引き出せるのは、高額な門松を頼むか、業者の大得意であるか、何らか業者と懇意な関係にあるか、などの要因がある人です。そのような「要因」を持っているなら、最大限に活用しましょう。

 

レンタル門松をネットで探すなら

これからネットで探すのであれば、
「門松 レンタル」「レンタル門松」
「門松 注文 回収」「門松 購入 回収」
「門松 注文 撤去」「門松 購入 撤去」
などのワードで探してみてください。

門松を「回収の値段込み」or「撤去の値段込み」で販売している店というのは、実質「門松をレンタルしている」のと同じことです。

 

門松をレンタルするときの注意点

門松をレンタルするときの注意点としては、
「いつ届くのか、いつ回収されるのか」を確認しておく
ということくらいです。
通常、門松の設置も撤去もやってくれる業者というのは、トラックでやってきて、トラックで回収に来てくれる、という段取りになるので、回収前に梱包しておくような必要はありません。

撤去の日にちというのは結構重要で、
「1月6日しか回収に回らない」とか、
「1月12日以降は回収しません」など、
業者の側で「回収はこの期間だけです」と、きっちり決まっていることがあります。
「1月7日にないと困る!」という状況があるときに、6日までに回収する業者に頼んでしまった、ということがないようにご注意ください。

 

大型門松の注文は、早めがいい

レンタル門松に限らず、普通に門松を買う場合でもそうなのですが、大型の門松の注文は、11月くらいには締め切られてしまうところが多いです。

次の正月には大きい門松を置こう、と決めているなら、早めに探して注文しましょう。大型の門松は、10月くらいから、早いと9月くらいからでも、注文を受け付けています。少し遅れると、どこに行っても「締め切りました」と言われてしまいます。(地方だと、都会よりも注文期間に余裕があるかもしれません)