◆節分に、柊鰯を飾るなら

 節分の縁起物として、「柊鰯」というものを飾る習慣があるらしい……というのは知ってるけど、その柊はどこで入手すればいいのか?という方向けの記事です。
 管理人自身は、実を言えば一度たりとも柊鰯を飾ったことはなく、今後も飾らない気がするんですけど、節分用の柊を売っているのはよく見ますし、柊自体のことは知らないものでもありません。
 そこで、「もしも自分が節分用柊を入手するならどうするか」ということを、思いついた順に書いてみました。

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【1】これが一番簡単……スーパーで買ってくる

 うちの近所のスーパーでは、大体一月中旬くらいから、節分用の柊を売り始めます。大型のスーパーから、個人経営のスーパーまで、毎年どこでも売っているので、買おうと思ったら探す苦労はありません。一番よく見かけるのはこれです→柊セット
 上記の「柊セット」以外にも、ころあいの大きさに切った柊を売っているスーパーはあります。どれも、200円程度で売っています。
 ……コンビニはどうなのかな。コンビニで見た覚えはないので、さすがにコンビニでは買えないかもしれません。

 私の記憶によれば、自分の子供の頃には、スーパーに柊鰯は無かったと思うのです。しかし、現在の東京では、柊鰯は、かなり多くのスーパーで買えます。

◇植木の柊から1枝切ってくる

 我が家には、柊はありません。なので、植木から切るなら、人様の家に頼んで切らせてもらうことになります。
 節分に使う柊は、ごく小さな一枝でいいので、親しい相手なら、切ってもらうのにそんなに恐縮することはありません。
「一枝ちょうだい」
で頼めます。
 相手から、剪定したばかりだから切りたくないとかで断られたら、そこはすばやく引き下がります。

 もしも、柊がうちに1本あってもいいなと思っているなら、鉢を買ってきて育てることもできます。小さいものは数百円で売っていて、1,800円も出したら、かなり大きい植木が買えます。
 多分、栽培はそんなに苦労しないはずです。私が知っている「柊のある家」は、どこもほうりっぱなしで手を掛けていません。しかも、ほとんどの人が裏庭みたいなところで育てていますので、日当たりもそんなに気にすることは無いのだと思います。

 ……書いているうちに、なんだか柊が欲しくなってきたので、私は本当に買ってしまうかもしれません。柊が家にあれば、クリスマスに柊を生けられるし、生けた枝は、最終的にドライにして金色に着色し、翌年のクリスマスリースに使えます。
 育てていれば、柊の花も、実も楽しめます。使える植木になりそうです。

ヒイラギ 樹高30cm前後 柊 魔除けの縁起樹
厄除け、縁起木として植えられる【柊(ヒイラギ)】 樹高1.0m前後 根巻き苗

◇切花を花屋で買う

 もし、節分前くらいのタイミングで、ヒイラギをゲットしようと思っているときに、たまたま花屋でヒイラギをみかけたとしたら、私は買うと思います。
 でも、ヒイラギは、切花出荷されることはされますが、そんなに常時安定的に出回っているものではありません。切花ヒイラギが一番出回るのはクリスマス時期で、節分前にはとくに出荷が増えたりしません。なので、都合よく節分前にヒイラギ切花に出会うことはほとんど無いです。

 それに、切花ヒイラギは、ヒイラギ鰯に使うものよりもだいぶ大きい枝で売っているでしょうから、スーパーで買える節分ヒイラギよりもお高いはずです。切花ヒイラギ一枝を、200円くらいでは買えないと思います。
 ただ、私の場合は、
「ヒイラギをいけばなとして生け、そのほんの一部を切っておいてヒイラギ鰯に使う」
という使い道があるので、選択肢の一つに入れられます。

◇山から切ってくる

(これは、私の現在の住環境では少し難しいです)
 近くに山林があるなら、自生しているヒイラギを切れるかもしれませんので、自然のものが好きな方は、探してみるといいです。ヒイラギは、葉っぱの形が独特なので、素人でも探しやすい樹木だと思います。しかも、あまり大木になる木でもないので、鋏を持っていって一枝切るのも簡単です。

 ど素人さんが、自生ヒイラギを切ってこようと思うなら、注意するべきは、葉の形が似ている別種の木と間違えないようにすることです。また、自由に樹木を切って大丈夫な場所かどうかも気をつけましょう。
 最近は、私有地に鋏を持って立ち入るだけでも怒られることがあり、持ち主さんに怒られてしまったら、悪いのは完全に入ってきた他人の側です。
 でも、
「何してるんですか」
と言われたら、素直にわけを話せばあっさり「どうぞ」と言われることもあるので、いっそのこと、持ち主の明らかな土地に、許可を求めて入るのが一番良いのかもしれません。

◇造花ヒイラギはあるけど、おすすめはしない

 飾り物の、造花のヒイラギを入手するのは、わりと容易ではないかと思います。節分の前くらいの時期になったら、100均にそういうものが出るかもしれませんし、節分仕様のマメ関係のお菓子に、プラスチックのヒイラギが一枝ついてくるとかも、あり得るでしょう。一番ヒイラギの飾りがついてきそうなのは、実はクリスマス仕様のスイーツでして、ケーキの飾りのヒイラギピックは、ほとんどの人が見たことがあるはずです。
 そういう、本物じゃないヒイラギに鰯の頭を刺して……ということは、できることはできるでしょうが、今までにやっている人を見たことありませんし、個人的にもお勧めしません。
 鰯の頭を焼いて刺す、という手間に、造花というアイテムは似合わないと思います。造花を使うくらいなら、ヒイラギ鰯はあきらめ、豆をまくだけで十分ではありませんか。

  しかしですね……それは「今のところ、お勧めしない」でして、いつかヒイラギも造花が主流になるときが来るのかもしれません。正月のお飾りがプラスチックだとか、門松がプリザーブドフラワーだとかは、もう一般化してしまっています。意外に近い未来に、造花のヒイラギ鰯が普通になるのかもしれませんよ。


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