◆雪冠杉のミニ・クリスマスツリー:作成記録(1)

 上の画像のミニ・クリスマスツリーは、鉢植えではありません。切り花で入手した雪冠杉を、オアシスに挿して作ったものです。フラワー教室などでは、よくやるタイプのツリーなので、知っている人には「ああ、よくあるアレね」という感じのものです。
 というように、ありきたりのものですが、今回は作成画像を撮っていたもので、記事にしてみることにしました。

 雪冠杉は、町の花屋で入手しやすく、安価です。しかも、上の画像のように仕立ててから、一ヶ月弱くらい、同じ状態を保てます。
 モミの木ではありませんが、フレッシュな樹木で作るクリスマスツリーは、ちょっと本格的に見えるクリスマスの飾りになります。

 この記事の作成手順は、実は途中から器(ツリーの土台になる部分)を変更したりしていて、スムーズな手順ではありません。例によって、そのような「試行錯誤の過程」も、全部記事にしてしまっています。真似して作ろうとお思いの方は、私の「回り道」の部分は省いて、必要な情報だけお持ち帰りください。

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◇用意するもの

 いつものように、「そのとき家にあるもの」で作りました。
●雪冠杉……こちら→自分が使った花材事典:雪冠杉 で紹介している雪冠杉を、1本の半分くらい使いました
●空き瓶……直径5p×高さ5pくらいのもの(最終的には、使う必要ありませんでした。でも、一応使ったので、書いておきます)
●アレンジポット……これが、冒頭に書いた「回り道」の元です。最初は使う予定ではありませんでした
●オアシス……空き瓶に詰めて使いました
●オーナメント……金松ぼっくり3個と、金サンキライを7〜8個くらい
●リボン……オーナメントにあわせて金色にしました
●ワイヤー少々……金まつぼっくりのワイヤリング用

※注意※
 最初は、空き瓶に作ってラッピングペーパーをかけるつもりでいたのですが、途中から、ふと目に入ったアレンジポットを「使っちゃえ」ということにしてしまったために、材料がちょっとおかしなことになっています。
 本当は、水の入れられるアレンジポットを使うなら、空き瓶は要りません。アレンジポットに、直接オアシスを詰めれば済むのです。その辺の言い訳も、下の説明に入れていきます。

◇工程1……まずは、土台を作るために空き瓶を用意した

 雪冠杉でクリスマスツリーを作ろうと思い立ったときに、私が一番最初に考えたのは、「土台になる器を何にするか」です。これから作るツリーは、オアシスをセットして水をやるタイプのものなので、穴あきの植木鉢とか、藤籠とか、紙箱ではできません(セロハンの中敷を入れればできますが)。
 しかも、あまり大きい器を選ぶと、バランス的にツリーも大きく作る必要が生じるので、雪冠杉も大量に要りますし、手間もかかります。なので、「かなり小さめで、水の入れられるもの」という条件でキッチン周辺を探してみて、これにしようと決定しました。

 直径も、高さも5pくらいの、小さめの空き瓶です。(後々、路線変更してしまい、これは無くても大丈夫だったことになるのですが、それでも最後まで使いましたので、画像を貼っておきます)

◇工程2……空き瓶にオアシスを詰める

 雪冠杉を挿して固定するために、空き瓶に吸水済みのオアシスを詰めました。

 オアシスの吸水や、詰め方は、こちらのページで多少解説しています→オアシスを使う
 上の画像を見ていただければ分かると思いますが、オアシスの切り方など、相当アバウトで大丈夫です。私は、家で楽しみのために生けるときには、ちょっと人に見せたくないくらいアバウトに詰めます。(上の画像は、人に見せたくないレベル)
 丸い器に詰めるからと言って、オアシスを円柱に切り出すことなど不要です。四角柱に切り出して、四隅を少し面取りするくらいでOK。場合によっては、面取りも要りません。

 オアシスは、通常は、上の画像のように、器から少し飛び出すくらいの高さに詰めます。よく、「どのくらい飛び出させるんですか?」って聞かれるんですけど、厳密な値を気にすることなく、上の画像を見て、なんとなく雰囲気で真似していただければオールOKです。

※この工程で空き瓶に詰めたオアシスを、「直にアレンジポットに詰めればよかったな」ということが、後で発覚します

◇工程3……雪冠杉の枝を切り分ける

 上の工程で、枝を挿す土台ができましたので、そこに挿すためのメイン材料を切り分けていきます。

↓まず、雪冠杉を、こんな感じで切っておきます。

 全部、この長さのまま挿すということではなく、とりあえずこのくらいのパーツに切り分けておこう、という下準備です。
 画像の枝は、雪冠杉のメイン枝から出ている横枝を、切り落として並べた状態です。必要に応じて、さらに短くして、オアシスに挿していきます。

◇工程4……ツリーの高さを決める

 雪冠杉を挿し始める前に、ツリーの出来上がりの高さを決めることにします。
 大体、目分量で決めればよいのですが、今回は、目安になるものとして、ものさしを置いてみました。

 30pのものさしを、器の後ろに置いてみたところ、「バランス的に、このくらいの高さに作っても大丈夫だなあ」と思ったので、とりあえず、「高さは30p」と決めました。小さめのツリーにするつもりで、最初から「マックスで30pくらい」と思っていたので、これ以上大きくはしない方向で作っていきます。
(これよりも低い方向に進路変更するのも、「作業の経過状況によってはアリ」と思っていましたが、結果的に最後まで30pの高さで作りました)

》》次のページに続く! 次の工程から、実際に雪冠杉を挿していきます。


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