◆実例:小さい正月花……正月花を、ホントに簡単に生ける その2

 前のページに続き、少ない花の本数で、小さめに、簡単にできる正月花を紹介します。
 いずれの作も、管理人の家で実際に生けられた「実例」です。本格的な道具立ては何一つ使わず、むしろ空き瓶とか菓子箱についてきた紐とか、使っていない食器などを活用した、ゆる〜い感じの正月花です。
 あんましかしこまった正月花にはしたくない方、とにかく簡単に正月っぽい雰囲気の花を挿したい方、正月花は安いほど良いと思っている方などは、どうぞ参考になさってください。

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◇空き瓶に松を突っ込むだけでもOK

 正月花は、「松さえ入ってればまあ良し」みたいなところがあります。
 なので、松以外のものは、とことん安いもので一作でっちあげてみましょう。

↓器はこちら。

 キレートレモンの空き瓶です。155mlの空き瓶なので、高さは15cmに満たないです。(私は、何気にキレートレモンの空き瓶を水栽培やリメイクボトルに活用するのが好きだったりします)
 上の画像のままだと、空き瓶丸出しですし、正月色が無いので、ちょっとお正月っぽい装飾をつけます。

↓紅白のゴムひも。

 お祝いごとがあったときのお菓子や、お赤飯の箱についてきたやつを取っておいて活用します。本当は、紅白水引でも使ったほうが本格派の味わいになるのですが、気軽な正月花なので、これでよしとします。それに、ゴムのほうが扱いが格段に簡単で、何度も使えますので便利です。

 空き瓶の口のスクリュー部分に、紅白ゴムひもをかけます。

↑これだけで、「瓶缶ゴミの風情」からだいぶ遠くなります。

 そこに、松を一本、どさっと入れます。

 ほら、神様来てくれそうになってきた。

 器が小さいし、松も短いのが一本なので、花も一本で十分。

◇シュガーポットに松を生けてみよう

 台所で、使われずに仕舞いこまれている食器も、無駄に場所取りになっているくらいなら、花器デビューさせてやってもいいのではないでしょうか。

 下の画像の器は、海外のお土産にもらったものでして、本当はシュガーポットか何からしいです。蓋付きの器でしたが、蓋は取ってしまいました。

↑この器単体では、どこにもお正月の雰囲気はありません。しかし、お正月らしいアイテムを複数加えれば、モダンな正月花だと言い張れるものができます。

 この器に、もっともお正月らしいアイテムである、松を入れようと思います。
↓ほんの枝先の部分でOKです。


↓松を、まとめてムズっとつかみ、何も考えずにざくっと入れるだけ。


↓すると、こういうことになる。

 葉先だけで、枝なんか見えなくていいです。いたずらに枝を立たせると、素人の方には迷いが大きくなる元凶になります。「芝?」くらいの緑が出てればOK。
 でも、さすがにこれだけではなんのこっちゃ分からんので、花と水引でも入れることにしましょうか。

 松・菊(スプレー菊だけど)・金水引・白地陶器花器、これだけお正月的アイテムがそろったら、そのパワーだけでまあ何とかなります。
 シュガーポットごときですけど、これでも高さ30センチくらい(下から、スプレー菊のてっぺんまで)はあります。いーかげんなわりに、床の間の脇の方くらいだったら置いても大丈夫です。


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