◆不器用な管理人が作った、手のひらに乗る超ミニ門松……ミリオンバンブーを竹に見立てました

超ミニ門松 手作り

 管理人が作った超ミニ門松を紹介します。
 これは、たまたま家にあったミリオンバンブーを見ているうちに、「これを三本まとめて、斜めの切り口をつければ門松っぽいものができるんじゃない?」と思いついて作ったものです。ミリオンバンブーと松の小枝と、大抵の家にあるような資材だけで、何の技術も無く誰にでも作れます。

 しかも、手のひらサイズでかわいいですし、ゴミ処理にも困りません。作成時間は、30分かかっていないと思いますが、そのほとんどは「資材探し」していた時間ですので、実作業はもっと短い時間で済みます。

 この門松は、人の評判が非常に良くて、それが私には大変嬉しかったのです。なので、あまりにも簡単で恥ずかしいんですけど、作成手順を紹介させていただきます。(子どもの工作レベルですので、不器用さんでも作れます!)

 私は、こういうものは、作りながら「何を使い、どんな形にするか」と考えていくので(本当は、考えてから作り始めるのがよろしいです)、途中で大きさを大幅に変えたり、手順をさかのぼってやり直したりするハメになることがあるのですが……今回も、そのような類の「失敗」をしています。
 失敗を修正しながらの「手順」をそのまま書いておりますので、その点をあらかじめご了承ください。

※あくまでも、遊びレベルで作ったものですので、いわゆる「正式な正月の飾り」ではありません

◇超ミニ門松作成に使用したもの

 以下のようなものを使用しました
  • ミリオンバンブー(なるべく、緑のきれいなものがいいです)
  • 松の小枝
  • 輪ゴム
  • ジャムの空き瓶(大きさについては、後述します)
  • 和風ラッピングペーパー
  • 麻紐
  • 水引(ギフトのラッピングから取りました)
  • セロハンテープ
  • 両面テープ

◇超ミニ門松の、構造をざっくり説明します

 実際の作り方手順を書く前に、超ミニ門松の大雑把な構造を説明します。(この説明と、上に貼った画像を見るだけでも作れちゃうと思います)

 私の作った超ミニ門松は、要するに、空き瓶を和風の紙で巻いたものの中に、松の小枝を低く立て、その中央に三本のミリオンバンブー(茎を斜め切りして切り口を見せる)を立てたものです。
 体裁を「門松風」にしているだけで、実質は「小さな空き瓶の中に松とミリオンバンブーをちょっと挿しただけ」です。

 下の項からは、実際の手順を説明します。

◇手順1……容器を用意します

 ミリオンバンブーと松をセットするための容器を用意します。
 今回、私が使ったのは、ジャムの空き瓶でしたが、円筒形(もしくは円筒形に近い形)の容器ならなんでもいいです。

↓私が使ったのはこれです。

超ミニ門松 手作り

 大きさは、直径5cmほど、高さ8cmほどです。これより小さいものや、丈が低いものでも大丈夫です。しかし、これより大きいと、ミリオンバンブーを立てたときに貧弱に見えるんじゃないかと思います。

(本当は高さ5cmとか、なんなら4cmくらいのものを使いたかったのですが、家には画像の空き瓶しかありませんでしたので、これを使いました。瓶の形は、もっと平べったい形のほうが、「かわいさ」がアップするように思いますし、バンブーも短くて済むでしょう)

 この空き瓶には、ラッピングペーパーをかぶせてしまうので、この姿のままで門松にするわけではありません。なので、サイズ以外の見てくれは気にしません。でも、手ごろな大きさで、そのまま門松に仕立てられるような和風の容器などあれば、ペーパーをかぶせる手間が省けて便利に使えます。

◇手順2……ミリオンバンブーを選ぶ

 今回使ったミリオンバンブーは、20cm弱の長さを、3本使いました。手元にあったミリオンバンブーは二本でしたが、切り分けて三本取りました。
 ミリオンバンブーには、それなりに色の違いがあります。もしも、ミリオンバンブーを選べるのであれば、なるべく緑の濃いところを選ぶと、きれいだし、より竹っぽいです。

 たとえば、下の画像の中では、一番下の一本が妙に黄色っぽいです。
超ミニ門松 手作り
↑これは、単純に、一番下の一本が「根元部分」だからなのであって、枯れかけているわけではありません。

 しかし、下の画像のように、三本とも緑色の方がきれいにできます。
超ミニ門松 手作り

◇手順3……ミリオンバンブーの長さを決める

 「竹」になってもらうミリオンバンブーを選んだら、長さを決めます。
 長さは、ミリオンバンブーを立てる容器とのバランスで決めますので、実際に容器にあわせながら切って決めます。

 まあこんな感じかな……で、下の画像のように切りました。(※後に、こんな感じではダメだったことが分かり、後の項で修正が入ります。ごめんなさい)
超ミニ門松 手作り

 三本入れてみるとこんな感じ。
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 ちょっと長い気もしますが、短かすぎるとかっこ悪いので、「長いものは最後に切ればいいんだから」と思っての決断だったのですが……後になって、これでは短かったことが判明します。(でも、まだそれに気付いていないので、そのまま作り続けます)

◇手順4……ミリオンバンブーに、斜めの切り口を付ける

 私たちのイメージにある門松の竹は、斜め切りの切り口が見えていますよね。種類によっては斜めに切らない門松というものもあるとのことですが、このミニ門松は、「なんちゃって門松」なので、「より、それっぽいもの」を目指して作っていくことにします。

 というわけで、切り口をハサミで斜めに切ります。
超ミニ門松 手作り

↓三本とも切りました。
超ミニ門松 手作り

 ミリオンバンブーは、本物の竹ではなくて、ドラセナの仲間なので、竹のような節はありません。

◇手順5……3本のミリオンバンブーを輪ゴムで固定する

 上の項で作った切り口を、「いかにも門松っぽく見える」感じで、三本組み合わせます。

↓こんな感じでどうでしょう。
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↓いい感じに長短を組み合わせた状態で、輪ゴムをかけます。
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 空き瓶に立ててみると、なんかそれらしくなってきました。
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◇手順6……空き瓶にペーパーをかけます

 ミリオンバンブーの「竹」まで作ったところで、それを受ける容器の製作に入ります。

 私は、最初「藁的なもの」が家の中に無いか探しました。本物の門松は、胴を藁で巻いてあるからです。
 しかし、家中探しても「それっぽいもの」さえありませんでした。思わず、藁づとの納豆でも探して買ってこようかとも考えたりもしたのですが、このような遊び感覚で作るもののために、手間をかけても仕方ないと思い、家の中にあったもので、「門松としておかしくない感じ」に仕立てることにしました。

 その結果、選んだのがこれです。
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 花のラッピングペーパーです。厚手しわ加工の、渋いグリーンのものを選びました。
 うちにはたまたまラッピングペーパーがあったので、これにしましたが、和菓子の包み紙でも何でも良いと思います。どうせ遊びで作っているのですから、渋い色でなくても、たとえば赤系でもかまわないと思います。

 上の画像のペーパーを、縁のところを折り返して、空き瓶が隠れるようにくるっと巻きます。
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 瓶の口よりも、紙の方がだいぶ高くなるようにしているのは、瓶の口が見えたら興ざめだと思ったからです。(でも、ここまで高くしなくてもよかったなと、後で思いました)

 紙の縁を折り返した理由は、一枚のままだと、いかにもペラペラだったからです。
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 こういう「この高さにする」とか、「折り返したほうが良さそう」というのは、作りながら適当に決めていきます。

 紙は、後ろでセロテープ一枚で留めています。
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 セロテープが丸見えですが、これは後で麻紐を巻いて隠します。

◇「竹」と容器をちょっと合わせてみた

 ここで、まだ未完成な容器と「竹」を、ちょっとだけあわせてみました。

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↑私は、この状態を見て、「竹、短すぎじゃない?」と思ったのです。そう思ってしまったために、後に「竹」の長さを修正するハメになりました。

 しかし、手順としては、まずは容器を完成させる方向へと進めました。容器の仕上がりによっては、「短くもないか……」でおさまるかもしれなかったからです。(実際にはおさまりませんでしたけど)

◇手順7……ペーパーで包んだ容器に、麻紐を巻く

 ペーパーだけだと、なんかのっぺりしているので、ポイントを作るべく、麻紐を巻くことにしました。
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 ただセロテープで貼り付けるだけ。
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 麻紐をグルグル巻いて、セロテープを隠していきます。
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 紐の最後の部分は、両面テープを巻き……
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 ペーパーの合わせ目の下に入れ込んで隠します。
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◇手順8……ペーパーのバランスを整える

 ペーパー巻きの容器に、「竹」を入れてあわせてみました。

↓そしたら、なんかポイントが下にありすぎる気がしたので……
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 これは、麻紐を巻く位置を、下にしすぎたんじゃないかと思いました。しかし、テープで留めてしまった麻紐をまた外すのも面倒なので、ペーパーを1回引っこ抜いて、上下を逆にしてみました。そして、後から「やっぱり、元のままがいいかも」となるのがイヤだったので、もう少し出来上がりに近い格好をさせてシミュレーションしようと思い、松の小枝を一本添えてみました。

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↑麻紐の位置は、どうもこっちの方が良いようです。ペーパーを空き瓶に留めつけていないので、簡単に引っこ抜けてよかった!

 しかし、作者的には、上の画像の状態で、よくないことも発見しました。
 どうも、ペーパーの部分と、上の植物の部分のバランスがやっぱり悪いようです。前の項の段階で、すでに「竹が短すぎじゃね?」と気付き始めていましたが、やはり「竹」の長さをもっと長くするべきだ、修正しよう!と、ここにいたって決断しました。

◇手順9……「竹」の長さを修正しました

※修正だらけで、本当に申し訳ないです

 上記のように、「竹」の長さが足りないと思ったので、下の画像のような方法で修正しました。
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 短くしてしまったものを長くすることは不可能なので、真ん中の一番長い「竹」は新たに用意しました。残っていたミリオンバンブーから、前に切ったものよりも3〜4cm長めに切ってきたものを使っています。本当は、3本とも新たに切り出せればよかったのですが、すでにミリオンバンブーの在庫が無くなったので、「短く切ってしまったもの」をなんとか使いまわすことにしました。
 その結果、左右の「竹」は、根元を真ん中の「竹」とそろえることができず、浮いてしまっています。しかし、空き瓶にはたっぷり水を入れるので、これくらい不ぞろいの足でも、ちゃんと水を吸わせることができます。
 新たに輪ゴムをかけるときに、三本の「竹」に、最初のときよりも少し多めに段差をつけました(見た目、そんなに分からないと思いますが……)。

 改めて、3〜4cmほど長めに修正した「竹」を立ててみると、こうなります。
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↑こっちの方が、スマートで、「竹」が直立したときの感じが堂々としていて良いと思います。ここへ、松をぎっしり詰めて仕上げます。

◇手順10……松を入れる

 上に、「松をぎっしり詰める」などと書いたからといって、松はそんなにたくさん要るわけではありません。瓶が小さいので、それほどの量は入れられないのです。
↓このくらいで十分。
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 切りくずレベルの小さい小枝を、たった三本です。これでも口がパンパンでした。

↓こうなります。
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 頭の中で考えたものは、「これで出来上がり」だったのですが、どうも華やかさとポイントになるものが足りないような気がしました。

◇手順11……水引を付ける

  どうも、もう一つパンチに欠けるな〜と思ったので、水引を麻紐に付けてみることにしました。
 こちらのページ→不器用な管理人の水引の結び方 でも紹介している水引です。
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↑これを、麻紐の部分の真ん中に、両面テープでくっつけました。
 次で、ホントの出来上がりです。

◇これが、出来上がり!

 これで、出来上がりとしました。
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 横から見ても、ちゃんと門松になってます。
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 リアルな大型門松と比べると、松の割合が少なく、松に横の広がりが無いです。もうちょっと、口の大きい容器だったら、もっと「本物っぽく」できるかもしれません。

 「竹」は、ピーンと直立していないとかっこ悪いです。豆剣山があるなら、容器に仕込んでもいいでしょう。でも、上の画像のものは、松がパンパンに入っているせいで、真ん中にざくっと立てただけで、簡単に直立してくれました。

◇この「門松」は、超長持ち

 松は、水に挿しておくと一ヶ月くらい緑を保ちますし、ミリオンバンブーは発根して育ち始めるようなやつなので、この門松は、本物の門松よりも長持ちするくらいだと思います。(うちで、「いつまで持つか」を見極めようかと思ったのですが、一月も二十日すぎになったら飾っているのがヘンになったので撤去してしまいました)

 最初に劣化してくるのは、「竹」の切り口だと思います。
 「竹」の切り口は、切って一週間目くらいが、実は一番「竹っぽい」です。一週間ほどもたつと、切り口が乾いて凹んでくるんですね〜。
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 暮れに作り、15日に松が取れるまでなら、余裕で持ちます。

◇花を添えるのも簡単

 この門松の容器は、ちょっと装飾した空き瓶に水を入れているだけなので、普通の花瓶のように花だって挿せます。門松に一輪花を添えて、かわいらしく飾るのも簡単にできます。

↓ガマズミを一枝添えてみました。
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 大したことない工作にお付き合いいただき、ありがとうございました!


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