◆管理人が、10分程度で生けた正月花でもよければ、手順画像などごらんください……松に、花を足していく

正月花

前のページからご覧ください

※普段は花バサミを持つことも無いような、まったくの素人さん向けの記事です。そこそこ自力で生けられる方はご遠慮ください

※正月花を生けようと思っても、何から手を付けていいか分からない方は、どうぞご参考に

※「作品に高める」ことを考えずに、10分で生けた花ですので、芸術性とか求めてはいけません!

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◇家にある「花」は、菊が三本と、梅のきれっぱしだけ

 前ページのように松で骨格を作り、さてそこに花を入れていこうと思うわけですが、あいにく、家にはあまりたっぷりした花がありませんでした。
 小振りのピンポン菊三本と、使い残りの梅だけ。

↓こんな梅です。かなりショボイです。
正月花
 しかも、花が三つくらいしか付いてない……。普通の値段の正月束を買えば、これよりも良い何かが絶対に付いていると思います。

 ピンポン菊は、きれいでいいんですけど、花の径が小さいので、一本で埋められる空間が小さいんですよね。「入れやすい」「埋め易い」という観点からは、普通の一輪菊の方が扱いやすかったはずと思います。

◇愚痴ってもしょうがないので、とりあえず梅を入れてみた

 何はともあれ、今手元にある梅を入れてみることにします。
 一番単純に、松で作った骨格の中に、花がちょちょっと顔を出すように立ててみました。
正月花

 一応梅も咲いてるぞ、という程度のアピールにはなりますが、まだぜんぜん真ん中あたりに花が足りません。真ん中を、なんとかピンポン菊でうまいこと埋めて、フィニッシュにしましょう。

◇菊の長さに差をつけて挿す

 少ない菊でめいっぱい頑張ってもらおうと思い、長さの差をつけて「高」「中」「低」みたいな感じで挿してみました。
正月花
 菊を入れ込んだら、真ん中がちょっと窮屈になったので、手前に松をぐっと下げて(一度挿し直して立てた松を、結局寝かせた)、左の松もちょっとだけ角度を開き、それにあわせて梅もちょいと広げています。こういう、最後の微調整で、開き目の安定感のある形に近づけてます。

 素人花だったら、このくらいで合格点でもいいんではないですかね。
 生けている最中には、「ここに、千両がほんの一枝あったらな」とか思ったんですが、そういうことを言い出すとキリがないです。

 この例では使いませんでしたが、菊を短く切るときに、菊の茎を切り落とすわけですが……
正月花
 こういうものも温存しておくと、最後になって「ここに、ほんのちょっと緑が欲しいのに……」という場所に、こそっと入れて役立てることができます。

 前置きで書いているように、この画像は「お手本」ではありません。ほかにも入れ方は山ほどあります。むしろ、この作例は、「安易な生け方の例」なのです。何度か生けていれば、もっとセンスを生かした、素敵な正月花が誰にでも生けられると思います。

◇水引を足して派手さと正月花らしさアップ

 なんか、「あとちょっと派手にしたい」と思うときに、水引があると便利です。

 上の項の花を生けた私は、梅が使い残りの枝だとか、ゴミ箱から拾ってきた松の小枝を使っているとか、そういうことを知っているものですから、「なんか、もうちょっとグレードアップさせてみようよ」という心理が働きます。
 そういうときに、簡単にお正月らしく、かつ派手にできるアイテムとして、水引はとても重宝します。

 と、いうことを言うと、「水引の正しい結び方なんか知らない」ってことになるかもしれませんが、全然心配いりません。だって、私も正式な結び方なんか知らないですからね。花に添える水引など、感覚的に、「一見きれい」に作ったら、それで良しです。当サイトのこちらの記事など、ご参考に→水引を自由に使う

 このページでも、上の画像の正月花に付け加える水引の例を出してみましょう。
 たとえば、金銀水引を、だいたいはんぶんくらいのところから折り、折った部分あたりで普通に一重結びします。
正月 水引
↑これなら、どんな不器用者でもできます。

 上の水引の結び目を、松の一番高い枝に引っ掛けます。
正月花
 パッと、花が明るくなります。5秒でできるグレードアップ方法です。

 この水引、、上下を逆にしてもイケるんですよ。
正月花
 結び目の部分を下にして、やはり松の枝に引っ掛けて留めています。私は、こっちのほうが広がり具合が好きです。

 水引は、文房具屋や、ハンドクラフトのお店などで買えます。和紙など扱うお店にもあると思います。安く、手軽に少量を買うなら、暮れの100均が一番簡単に買えます。色も、紅白・金銀・ピンクやグリーンなど、各種あります。

 というように、簡単な花なのに三ページにもわたって紹介してしまいました。
 お粗末さまでございました!
 悩むことないのに、悩んじゃって生けられなくなるタイプの方には参考になる部分があると思います。もっと安易に生けて大丈夫! 松が入っているだけで、正月花は最低限の身分保証がされているも同然なのですから。


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