◇目次

◇勅使河原蒼風データを作るにあたって

(文中敬称略)
 私は、勅使河原蒼風について、自分に収集でき得るデータをここに記していきたと思います。もっと、蒼風は研究されてよい人物ではないのか、という思いで作っているデータです。
 無機的なデータではありますが、それでも蓄積させることによって、

蒼風が、本当には何を目指したのか。何を見て、何を創り、何を思ったか。
最初から変わらなかったものは何か。途中から、変化していったものはなにか。
何に向かって歩き、何を手に入れ、何をあきらめたのか。
蒼風の中で、明確だったものは何か。不明確だったものは何か。

などの疑問に迫っていければと思います。

 蒼風は、家元の職業柄、彼の書いた原稿は比較的多く残っています。
 しかし、彼は自分について、ことに自分の創造の秘密について、分析している部分は非常に少ないです。彼は、分析型の書き手ではありませんでした。

 蒼風本人が斬り込まなかった、彼自身の創作のミステリーを解明する材料を作ることが、このデータの目的であります。


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