◆草月流:理事・顧問試験突破マニュアル【3】

草月流理事顧問試験

草月流:理事・顧問試験突破マニュアル【1】【2】も併せてお読みください。

◆受験の決意をしたら、先生に申し出よう

 受験すると決めたら、まずはお教室の先生に申し出ましょう。理事・顧問に昇格しようとするあなたは、すでに1級師範になって何年もたつ人ですので、基本的に、「10年早い。あなたなんかが受ける試験じゃありません」とは言われないと思います。喜んで推薦してくれるケースがほとんどだと思いますが(門下から理事・顧問が出れば、普通は嬉しいですよ)、もしも本気で反対されたら、それだけで簡単に諦めず、なぜそう言われるのか考えて見ましょう。
 私が思いつく理由を挙げてみると……

【1】稽古をさぼってばかりで(もしくは、稽古態度があまりにもいいかげんで)、あまり熱心な指導者になると思われていない
【2】以前に、免状関係で不誠実な態度をとったことがある
【3】かつて、その先生の門下から理事・顧問を受験した人がおらず、理事・顧問試験を「ご大層なこと」だと錯覚し、ビビっている
【4】試験の実技試験の課題を、マジで「できないだろう」と思われている

↑↑こんなところでしょうか。もしも、【1】と【2】が思い当たるのであれば、完全に自業自得ですので、本気で試験を受けたいのなら、誠意をもって「自分は真剣です。どうか信用してください。技術も熱心に磨きます」という心を伝え、推薦を取り付けましょう。(「心を伝える」とは、「メロンでも持っていけばいいか」ということではないぞ!)

 【3】のケースは、地方の小さいお教室などでは、有り得る話だそうです。受験者よりも先に、先生が試験を怖がってしまっているわけですね。しかし、これも、受験者が「本気で頑張るから、受けさせてください」と真面目に話をすれば「どうしてもダメ」という先生はいないと思います。私=管理人seiさえも受かったテストですよ! 怖がるような試験ではありません。

 【4】のケースは、「できる」ところを見せるか、できるまで練習する姿勢をアピールして、納得してもらいましょう。実技試験の課題は、2009年までは、ずっと「剣山無し」が定番でした。なので、以前は「剣山無し」の練習さえすればよかったのですが、最近はテキストの課題などからランダムに選ばれるようです。しかし、どれも「草月人ならばできる」ことの実技ですので、本当に集中して練習すれば、1ヶ月くらいでも、かなりレベルアップはできます。事前の練習を怠らないと約束すれば、分かってもらえると思います。

◆推薦書を送るのは、先生の役目である

 先生に受験の意思を伝え、いざ受験決定となれば、「推薦書」を書いて送るのは先生の仕事です。受験者は、ただ「お願いします」と言って待っていれば、先生の推薦書を受理した草月流本部から、受験者本人のもとに、受験要領と振込用紙が届きます。

◆受験要領と振込用紙が届いたら……

 受験要領と振込用紙が届いたら、試験の内容と、振込みの期限を確認しましょう。そして、受け取った次のお稽古日あたりに、先生に「受験要領が来ました」くらいの報告はした方が良いでしょう。
 受験料の振込みは、うっかりして忘れないように気をつけてください。(これは私の推測ですが、もしも振込みを忘れた場合、後から慌てて「うっかり忘れてしまった、今からでは間に合いませんか」と本部に連絡したら、あるいはOKではないかという気もするのですが……草月流としては、理事・顧問を増やしたいでしょうから……でも、それを当てにするべきではないので、やっぱり期日は守りましょう)

 次ページでも説明しますが、受験要領には、試験の課題が発表されています。筆記試験と、実技試験について試験範囲は記されていますので、先生に「受験要領来ました」と報告するときに、ついでに「試験の課題は、これとこれです」と言っておくといいです。マメな先生だと、一緒に「受験対策スケジュール」かなんか、作ってくれるかもしれません。


》》草月流:理事・顧問試験突破マニュアル【4】に続く!
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