◆草月流展 出品完全マニュアル:その3 〜申込書の提出・デッサン提出・出品料・出品者用資料〜

 ※出品初心者さんのためのガイドです。
 ※前頁草月流展 出品完全マニュアル〈その1〉〈その2〉〈その4〉〈その5〉〈その6〉〈その7〉〈その8〉〈その9〉と併せてお読みください。

◆申込書提出後の流れは、こうなる

 申込書提出後の流れを、展覧会終了まで、ざっと書いてみます。(本当にざっとです)例年、ほとんど変わりありませんが、特殊事情で変わる場合も考えられますので、ご注意ください。

@会期、花席の種類の決定通知と、出品料の払い込み用紙が送られてくる。=例年9月中旬
A作品デッサン提出〆切=例年9月20日前後
B出品料払い込み〆切=例年10月上旬
C出品者用資料の配布=例年10月上旬
D展覧会初日前日:会場にていけこみ
E展覧会最終日:あげばな→展覧会終了


 場合によっては、@の前に「会期の変更の依頼連絡」が来る場合もあります。(例:後期出品人数が多すぎ、前期に移動していただけるとありがたいが、いかが……?とか)このような、変更は、必ずあらかじめ知らされ、決定通知上で、勝手に会期が変わっていた、というようなことはありませんので、安心してください。
 それでは、以下でA〜Cについて解説します。

◆デッサンを提出する

 私は、絵が苦手なので、ぶっちゃけデッサンはキライです。(無くならないかなーと思っています)でも、決まりなので逃れられません。

 デッサン提出には〆切があります。大体、9月の20日頃です(※最近はこれより早まる傾向があります)。つまり、展覧会の一ヶ月以上前に、「作品骨子は決めろ」と言われているわけです。
 10月の気配でも感じながら、ゆっくり考えよう、というのはできないのです。

 〆切は、厳守してください。本部に直接持っていってもいいし(3階に、専用のボックスが設置されており、黙って放り込んでくればよし)、郵送でも良いです。FAX、Eメール提出は無しです。

 デッサン用紙は、専用の用紙を渡されますので(例年、出品要綱に付いています)、その用紙に書いてある注意を守って書いてください。「彩色せよ」と書いてあると思われますので、ちゃんと色を付けましょう。彩色は、どんなものでしてもかまわないと思いますので、手近なもので行います。ちなみに、私は今まですべて色鉛筆でしました。
 花器と、素材と、作品コンセプトなど書く欄がありますので、すべて埋めます。私は、「コンセプト」を書くのが死ぬほどキライですが、それでも空欄にはしません。
 花材なんて、断定できないじゃないのよ、と思っても、一応の「予定」で書きます。

 そもそも、デッサン提出にどんな意味があるのかと言うと、出てくる作品傾向をあらかじめ運営本部が把握し、席順を決める参考にすることや、正式な書類として提出させることで、出品者の責任感を喚起させることや、プレゼン能力を培わせようとする目的であろうと思います。そして、100%デッサン通りにいくものではないことを、本部も分かっていますので、デッサンに書いたものと、作品に相違があっても、お咎めなどがあるわけではありません。
 私も、過去に、素材も器もデッサンに描いたものと違う作品を出したことがありますが、まったく何も言われませんでした。だって、現場でデッサンと付け合せしてる係の人なんて、見たことありませんもの。要は、責任ある出品者として、誠実に描けばOKなのです。
 もちろん、デッサンは、画力が高い方が良いですが、私のヘタヘタ絵でも大丈夫なので、人類の描く絵なら、きっと誰のでも大丈夫です。プロに依頼しようかなんて、考える必要はありません。

◆出品料払い込みの〆切は忘れないで

 出品料の払い込みは、送られてくる専用用紙で行います。
 払い込み場所は、草月会館3Fの、会員サービス部窓口か、郵便局です。
 金融機関は、郵便局のみの扱であり、銀行やコンビにでの払い込みはできません。
 どこで払い込む場合も、受領書を取っておき、会期終了まで保管しておきましょう。
 うっかり、払い込みを忘れたりすると、出品できなくなる可能性もありますので、必ず決められた日までに払い込んでください。(実際に収め忘れた人を見たことがないので、その場合、どうなってしまうのか不明です)

◆出品者用資料を入手しよう

 出品者用の資料が、10月上旬頃に配布されます。
 具体的な配布日が決まっており、毎年の出品要綱に記載されています。配布場所は、草月会館内です。しかし、これは行かないでいると、数日後に送られて来ますので、遠方の方、忙しい方(そしてメンドくさい方も)は、無理に行くことはありません。実は、私も発送してもらえるようになってからは(ムカシは、首都圏の人は取りに行かなきゃなりませんでした)行ったことがありません。
 大概、配布日の2〜3日後に届きますが、もしも届かないようなら、本部に連絡しましょう。

 配布される資料の内容は、確定した花席番号、花席の場所を書いた会場図、いけこみの注意書き、チラシ、ポスター、チケット、出品者リボン、高島屋割引券、などです。

 つまり、この資料を開封した時点で、初めて自分の席が会場のどこにあるのかが分かります。隣は空いてるのか? 作品の背中が見えるのか? 一番近い水屋はどこか? などをチェックします。リボンをその辺に置いといて、家族に捨てられちゃった、なんてことが無いように気をつけてくださいね。
 もしも、内容物が足りないと思ったら、草月流本部に連絡しましょう。


》》草月流展 出品完全マニュアル〈その4〉に続く!
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