◆草月流公式サイトの「全国教室案内」について

草月流「全国教室案内」とは

 草月流公式サイトには、全国教室案内というものがあります。まったくの素人さんにも、教室を検索していただけるように作ってありますので、誰にでも見ていただけるページになっています。(会員登録の必要などはナシで検索できます)

 この「全国教室案内」ですが、以前は完全に有料掲載のみだったのですが、現在では一部に無料掲載を導入し始めています。無料掲載を利用できる資格は、「草月指導者連盟」の「指導有会員」であることです。たったこれだけの資格を満たせばいいので、理事である必要などは無く、4師(一番下の師範)でももちろんOKです。
 自分で教室運営していこうと思っている人なら、ほとんどの人が「指導有会員」でしょうから、生徒募集している人なら、ほぼ全員申し込めるということになります。どうせタダなのだと思えば、掲載申し込みをして損はありません。

 もちろん、従来からある有料掲載も、変わらず行われています。有料と無料の違いは、情報量の差でして、両者を比べると、当然ながら「無料掲載」の教室情報は見劣りします(でないと有料を続ける人はいませんものね)。自分の教室は、どちらにするのが賢いのか、コストと相談して決めることになるかと思います。

 このページでは、事務的手続きの方法や、掲載のメリットや、実際に掲載している教室から得た「集客の手ごたえ」などの情報を紹介しようと思います。

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◇メリット:草月流公式ページで、自分の教室が宣伝できる!

 「全国教室案内」に情報を掲載すると、草月流公式サイトで宣伝ができることになります。指導有会員でさえあれば、一番資格が下であっても、どんなに小さな教室の先生でも、あまり公の場で作品を作っていない先生でも(展覧会には別に出なくていいと思っている先生は、たくさんいるものです)、本部講師クラスの師範と同列に情報掲載することができます。世の中には、「公式サイトに出てるかどうか」で信頼度を測る人も多いので、「草月流ホームページで見た」というたった一点で入門を決める人もいます。
 そういう、「正式感」のある宣伝場所としては最高ですので、有効に活用しましょう。

 私は最初、「どうせ、掲載料を徴収したいだけなんじゃねえの? SEOとか考えてないページだろ? 素人が検索でたどり着けないような場所に格納してるだろ?」などと、失礼な邪推をしておりました。
 私の失礼な邪推によれば、「草月流公式サイトから、教室案内に入らない限り行き着けない情報になっていて、検索エンジンからダイレクトに訪問できないのではないか」と思っていたんです。

 しかし、土下座してお詫びしますが、そうではありませんでした! 検索エンジンから、各教室の情報に、ちゃんと行き着けます。しかも、草月流公式サイトのドメイン内にあるので(Webマスターじゃない皆さん、この意味分かりますか)、「草月流」というキーワードにははなはだ強く、巷の「教室告知サイト」に複数登録するよりも、草月流の教室を探している人の目には留まり易いです。ためしに、グーグルで「草月流 教室 豊島区」を検索すると、このようになります⇒草月流 教室 豊島区 上位の3〜4位までくらいは、「全国教室案内」が独占しているはずだと思います。

◇メリット:被リンクになる(みたい)

※教室のサイトを持っている先生向けの情報です。

 「全国教室案内」には、自分のサイトのurlを貼ることができます。そして、これがどうやら被リンクにカウントされるようです。
 私が、「全国教室案内」のソースのタグを見る限りではそうなっています。また、ためしにこちらの教室のサイト⇒成城花のアトリエ の被リンクチェックをしてみたところ、ちゃんと「被リンク元」として、「全国教室案内」があがってきますので、間違いないと思います。
 ちなみに、「全国教室案内」自体のページランクはあまり高くはなく、強力な被リンクとも言いがたいのですが、無いよりはよっぽどマシです。いけばなの教室サイトにナチュラルな被リンクが付くことは難しいと思いますので(うちのようなコラムサイト、ハウツーサイトはほっといても付きます)、被リンク獲得のためだけに登録する価値だってあると思います。
 ただし、現在は「被リンクになる」としても、将来的にいつまでもそうかどうかは分かりません。

※余計な情報ですが、ページランクの高いところのリンクが欲しい人は、草月流いけばなリンク集に相互リンク依頼をしてみたらいいですよ。いけばな系リンクでは、ここが一番高いように思います

◇メリット:厳しい掲載審査は「無し!」

 掲載申し込みは、申し込める資格を満たしているかどうか、申し込み用紙に記入漏れが無いかどうかなどはチェックされますが、
「こんな教室ではダメ」
「こんな作品写真はダメ」
みたいなダメ出しは無く、基本的に無審査です。よほど、常識に外れたことを書かない限りは、NGが出ることなどありません。
 ということはつまり、指導の実態が無くても申し込めます。まだ「これから生徒さんを集めようかなあ」という段階の、厳密に言えば「開講前」の状態でも、大いばりで申し込みしちゃってください。

◇メリット:PCが苦手なあなたにも申し込める

 掲載申し込みは、紙の用紙に記入して提出する形式ですので、PCが苦手な人でも申し込めます。苦手というか、触ったこと無くても申し込めます。
(私は、PCに触ったことが無く、自分の教室が掲載されたページを見たこともない先生を知っています)

◇どこに申し込めばいいのか?

 草月会の(つまり、草月会館の)、総務部総務課に申し込みます。郵送・直接手渡し・FAX・メールのいずれの方法でもOKです。

※有料版の掲載料は、うちのような個人サイトで明らかにしていいものかどうか分からないので、明記することは控えます。しかし、総務課に聞けば教えてくれますし、「草」のバックナンバーを探しても分かりますし、私に個人的にメールくださればお教えもします。

◇有料掲載と無料掲載は何が違う?

 上にも書きましたが、無料掲載と、有料掲載では、当然ながら有料の方が何かと優遇されます。
 まず、有料申し込みの教室は、掲載位置が上です。グーグルの検索結果と同じことで、上に出ている教室ほど、人の目に触れ易くなりますので、掲載教室が多数あると、上部掲載の方が有利になります。(あまりにも教室数が多いと、丹念に下までスクロールして、一件ずつ確認してくれる人は減ります!)

 更に有料は、画像と、講師の詳しいプロフィールが掲載が可能になります。いけばなは、作品が命ですから、一点は作品を掲載したいかなと思う方は、有料掲載の方が良いですし、書くと有利なプロフィールを持っている方は(受賞歴とか、著作有とか、有名店の生けこみ経験有とか、会社・学校の講師歴有など)、有料で自分の売り物を明らかにしないと勿体無いです。

 2012年現在で、有料版が無料版よりも優れているのは、上記の三点です。正直、虚心に教室検索のページをながめると、有料版の教室の方が、やはり断然見栄えが良いです。有料版の教室の方が、大きな情報量を持っているので、「無料掲載のA教室」と、「有料掲載のB教室」のどちらに行こうかと迷った人が、「なんか、しっかりした教室に見える」という理由で、有料のB教室を選択することは十分にあり得ると思います。

 しかし、世の中単純にはいかないもので、「有料掲載してみた→入門者があふれてウハウハ」とは、簡単にはなるものではありません。絶対に、掲載料を回収できるのであれば、私もここで「有料がいいよ!」と強くおすすめするのですが、現実的には「やってみないとわからない」レベルだと思います。(地域によってもかなり違います)
 ゆえに、しばらくは無料のまま様子を見ようとか、1回有料掲載にしてみて、結果が出なければ無料に戻そうとか、それぞれに方法を考えてみるしかなさそうです。

◇無料でも、これだけの情報を掲載できる!

 無料申し込みで掲載できる情報を、以下に列記してみます。
  • 講師名(雅号でも、本名でも、どちらでも可)
  • 教室名
  • 教室所在地
  • 問い合わせ先(電話・FAX・メールアドレス・HPアドレスの中から一つ選ぶ) ※問い合わせ先の掲載を希望しない場合は、草月流本部が問い合わせ先になります
  • 教室開講日時
  • 体験レッスンの有無
  • 外国語レッスンの有無
  • ジュニアレッスン(児童教室)の有無

 な〜んだ。これで十分じゃないの。……って思いますよね。だから、多くの先生方が、有料にはせずに、無料掲載だけで出稿しています。
 しかし、上にも書きましたけど、「有料版」と「無料版」を見比べてしまうと、やはり歴然とした差があり、広告としては、「有料版」の方がグレードが大分上です(当たり前ですが)。広告の見た目を重んじる方や、見た目を重んじるタイプの人を顧客ターゲットにしている方は、有料版の導入を検討なさってみても良いと思います。

◇「全国教室案内」は、魔法のような集客ツールではない

 何度か自分の教室の広告を出したことがある方なら、身にしみてお分かりかと思いますが、今日び、いけばな教室の案内など見て入門してくれる人は、それほど多くありません。
 いや、「それほど多くない」では生ぬるいです。「全然多くありません」
 いやいや、まだ手ぬるいな。「入門者なんか、全然いません!」

 「全然いない」と言ってしまうと、身も蓋も無いのですが、広告を出す側からすると、正直それくらいの反応しかありません。教室の告知については、当サイトのこちらの記事→フラワー講師への道 教室の募集告知をしてみよう にも書いているのですが、一年間告知を出しっぱなしにしても、数人が連絡してくるくらいがせいぜいなのです。告知を打てば、生徒さんがワラワラやってくるなどという幻想を持っていたら、必ずや現実を知ってドーンと落ち込みます。
 私のような、弱小稽古場の先生だけがそうではないのですよ。そこそこ名の有る先生でも、今はみんな集客に苦労しています。(雑誌に載った、TVに出た、コンクールで優勝した、流派の中では有名人、程度の箔付けでは、分かりやすく入門者が増えたりしません!)

 草月流公式の教室案内だとて、圧倒的に良い反応が期待できるわけではありません。私が直接知っている方に聞いたところ、6〜7年掲載しているけど、問い合わせは今までに3件だけだ、とのことでした(ちなみに、激戦区である東京都内のお教室です)。
 一年出しても入門者ゼロなど当然、くらいの気持ちでいてください。それじゃ意味が無いと思うなら、掲載しないという考え方もアリですし、タダならダメもとで出しとけ、という考えもアリです。困難なことが分かっている集客を、なんとか多く獲得できるように出稿を工夫してみよう、と思うのもアリです。

 かと思うと、期待しないで出した告知で、3人くらいポンポーンと連続入門してくることもあるんですよね。
 いけばな教室の告知なんて、そんなものです。
 だからこそ「出稿する」のか、だからこそ「出稿しない」のか、それは各人の考えで決めることです。

 もしも、この記事を見て草月流:全国教室案内に掲載してみようと思われた方は、草月会の総務部総務課に申込書を請求してみましょう。(「草」に申込書が折り込まれてきたこともあるので、捨てないタイプの人は探してみてください)


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