◆造園系

造園施工管理技士

 造園関係の資格のご紹介です。

◇造園施工管理技士(国土交通省)

 造園施工管理技士は、公園・緑地・庭園などの造園施工の、主任技術者や管理技術者育成のために設けられた国家資格です。国土交通省が管轄し、(財)全国建設研修センター主催で認定を行っています。

 造園施工管理技士は、施工計画作成・工事工程管理・資材等の品質管理・作業安全管理などを行う専門家です。一般家庭の造園から、公共広場のような大規模な庭園まで、すべて扱うことができます。
 造園施工管理技士には、一級と二級があり、↓下記のような違いがあります。

◎一級造園施工管理技士は、
 造園工事業の許可の際に、営業所ごとに置かなければならない専任の技術者、または工事現場ごとに置かなければならない主任技術者、または監理技術者となることが認められている。
 特定建設業に係る造園工事業(指定建設業)について、国土交通大臣が定める国家資格を有する者として、営業所の専任技術者および工事現場の監理技術者となることが認められている。
 大雑把に言うと、指導監督的な能力を求められる。

◎二級造園施工管理技士は、
 建築業法に定められる一般建設業の許可を受けている建設業者の営業所における主任技術者となることが認められている。
 大雑把に言うと、基本が固まり、応用する能力にもすぐれた技術者としての能力を求められる。

↑このように、法律により、営業所に置くことが定められる技術者となることができるため、非常に使える資格です。場合によっては、この資格を持っているだけで、就職決定や、起業にも結びつくような資格なのです。しかも、一級だけでなく、二級でも使える資格であるところが素晴らしい。(でも、求人を出している造園業者などからは、1級を持っている方が圧倒的に評価は高いです。1級を取ると、給料が跳ね上がる会社も多数あるらしい)
 2級合格→1級受験と、段階を踏んで取得することもできますし、いきなり1級から受験することもできます。
 造園施工管理技士は、1・2級とも、基本的に実務経験が必要です。そういう意味でも、この資格は、プロの中のプロの資格と言えるでしょう。

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◇2級検定の概要

◎受験資格……受験するには、下記のいずれかの資格が必要です

《学科・実地試験の両方を受験する場合の必要資格》
(※指定学科は、毎年改定されますので、全国建設研修センターのサイト内で確認ください)
  • 大学の、指定学科を卒業し、1年以上の実務経験がある
  • 大学の、指定学科以外を卒業し、1年6ヶ月以上の実務経験がある
  • 短大、もしくは高等専門学校の指定学科を卒業し、2年以上の実務経験がある
  • 短大、もしくは高等専門学校の指定学科以外を卒業し、3年以上の実務経験がある
  • 高校の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験がある
  • 高校の指定学科以外を卒業し、4年6ヶ月以上の実務経験がある
  • 学歴を問わず、8年以上の実務経験がある
  • 職業能力開発促進法による、1級または2級「造園」の技能検定試験に合格している(※平成16年度以降の「造園」技能検定合格者の場合、4年以上の実務経験が必要)

《学科試験のみ受験する場合の必要資格》
受験資格として、下記のいずれかに該当する必要があります。
  • 大卒の学歴を持ち、在学中に「施工技術検定規則第二条」に定める学科を修了し、卒業後1年以内の者。または、試験日の属する年度の3月までに、同条の定める学科を修了して卒業する見込みである者
  • 短大、または高等専門学校(旧専門学校令に定める専門学校を含む)を卒業し、在学中に「施工技術検定規則第二条」に定める学科を修了し、卒業後2年以内の者。または試験日に属する年度の3月までに、同条で定める学科を修了し、卒業する見込みである者
  • 高等学校、または中等教育学校を卒業し、「施工技術検定規則第二条」に定める学科を修了し、卒業後3年以内の者。または、試験日に属する年度の3月までに、同条に定める学科を修了し、卒業する見込みである者

◎願書の入手時期……例年、4〜5月に販売開始

◎願書の入手方法……願書には、「学科・実地試験」「学科のみ」「実地のみ」の3種類があり、それぞれ一部600円。入手には以下の方法があります。(前年度に「学科・実地受験」し、学科には合格したが、実地で不合格(棄権も含む)の方には、自動的に専用申し込み用紙が全国建設研修センターより送付されますので、購入の必要はありません)
  • 全国の各建設弘済会(協会)か、全国建設研修センターの窓口で購入
  • 現金書留で、必要な願書の種類を明記し、願書の代金600円に、送料200円を添えたものを、全国の各建設弘済会(協会)か全国建設研修センターに請求する
  • インターネットにより、全国研修センターに請求する(学科・実地の両方受験に限る)

◎受験申込方法……願書に、受験者本人が記入し、配達記録郵便で申し込みます。受付期間は、例年5〜6月ですが、締め切りを過ぎた消印のものは受理されませんので、全国建設研修センターの公式サイトで確認してください。(インターネットによる受験申し込みも、対応が開始されました。郵便の受付と、締切日が異なる場合がありますので、これも詳しくは全国建設研修センターのサイトで確認ください)

◎受験日……毎年11月(学科・実地試験同日)。受験日の20日前に、受験票が発送されます

◎試験地……札幌、青森、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄の13地区。ご自分の受験会場は、事前に送られてくる受験票に記載されています

◎受験料……10,400円(学科のみ5,200円/実地のみ5,200円) 10,000円超えは、何回も受験するのはお財布に厳しいです。ぜひ、一発合格で抜けてください!

◎合格率……55%前後と言われています。近年、難しくなったらしい。やっと半分が合格ですので、容易とは言えません

◇1級検定の概要

◎受験資格……受験するには、以下のいずれかに該当する資格が必要です。

《学科・実地試験の両方を受験する場合の必要資格》
(※指定学科は毎年改定されますので、全国建設研修センターのサイト内でご確認ください)
大学の指定学科を卒業し、実務経験が3年以上ある者
大学の指定学科以外を卒業し、実務経験が4年6ヶ月以上ある者
短大、もしくは高等専門学校の指定学科を卒業し、実務経験が5年以上ある者
短大、もしくは高等専門学校の指定学科以外を卒業し、実務経験が7年6ヶ月以上ある者
高校の指定学科を卒業し、実務経験が10年以上ある者
高校の指定学科以外を卒業し、実務経験が11年6ヶ月以上ある者
学歴に関わらず、実務経験が15年以上ある者
2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が5年以上ある者
2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が5年未満であるが、高校の指定学科卒業の学歴を持ち、実務経験が9年以上ある者
2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が5年未満であるが、指定学科以外の高校卒業後、実務経験が10年6ヶ月以上ある者
2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が5年未満であるが、学歴を問わず、14年以上の実務経験を積んでいる者
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、2級造園施工管理技士検定の合格後、実務経験が3年以上ある者
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が3年未満であるが、学科に関わらず短大・高等専門学校を卒業し、実務経験が7年以上ある者
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が3年未満であるが、高校の指定学科を卒業し、実務経験が7年以上ある者
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が3年未満であるが、高校の指定学科以外を卒業し、実務経験が8年6ヶ月以上ある者
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、2級造園施工管理技士検定に合格後、実務経験が3年未満であるが、学歴に関わらず、実務経験が12年以上ある者
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、高校の指定学科卒業の学歴を持ち、実務経験が8年以上ある者
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、高校の指定学科以外を卒業し、実務経験が11年以上ある者(職業能力開発促進法による2級「造園」の技能検定合格者であれば、実務経験は9年6ヶ月以上あればよい)
専任の主任技術者の経験が1年以上あり、学歴に関わらず、実務経験が13年以上ある者
職業能力開発促進法による1級「造園」の技能検定合格者(ただし、平成16年以降の「造園」の技能検定合格者の場合は、1年以上の指導監督的実務経験年数を含む10年以上の実務経験がある者)

《実地試験のみ受験する場合の必要資格》
前年度の学科試験に合格し、実地試験に不合格だったか、試験を欠席した者
技術士法による第二次試験のうち、技術部門を建設部門、農業部門(選択科目を「農業土木」とするものに限る。)、林業部門及び森林部門又は総合技術監理部門)の合格者で、1級造園施工管理技術検定・学科試験の受験資格を有する者。

◎願書の入手時期……例年、4月〜5月頃に販売開始

◎願書の入手方法……願書は、1部600円。入手には、以下の方法がある。
全国の各建設弘済会(協会)か、全国建設研修センターの窓口で購入
現金書留で、必要な願書の種類を明記し、願書の代金600円に、送料200円を添えたものを、全国の各建設弘済会(協会)か全国建設研修センターに請求する
インターネットにより、全国研修センターに請求する(学科・実地の両方受験に限る)

◎受験申込方法……願書に、受験者本人が記入し、配達記録郵便で申し込みます。受付期間は、例年5〜6月ですが、締め切りを過ぎた消印のものは受理されませんので、全国建設研修センターの公式サイトで確認してください。(インターネットによる受験申し込みも、対応が開始されました。郵便の受付と、締切日が異なる場合がありますので、これも詳しくは全国建設研修センターのサイトで確認ください)

◎受験日……学科試験=毎年9月(受験日の20日前に受験票が発送されます)、実地試験=毎年12月(受験日の15日前に受験票が発送されます)

◎試験地……札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄の10地区。ご自分の受験会場は、事前に送られてくる受験票に記載されています

◎受験料……学科試験 10,400円、実地試験 10,400円  つまり、両方で20,800円。この金額だと、ぜひとも一発合格したい!

◎合格率……45%前後と言われています。近年、難しくなったらしい。半分に満たない数字ですので、そんなに容易とはいえません

【その他】
◎受験のキャンセル……試験日の1ヶ月前までに、書面でキャンセルの届出をした場合のみ、キャンセルが認められて、受験料が払い戻しになります(郵送料等が差し引かれた金額がバックされます)

◇受験対策……スクール・テキストetc

実際の試験問題は、試験実施後の翌々日から1ヶ月間と、合格発表後の2週間のみ、全国建設研修センターのサイトにて公表されます。あらかじめチェックして、ご自分の受験の参考に役立ててください。

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