◆花の教室に入ると、何が必要で、どのように勉強していくことになる?(いけばな教室編)

いけばな教室 花合羽はどこで買う?

 花の教室に入ると、まず初めに、何が必要で、何から勉強をスタートしていくのかということは、経験しないと意外に分からないものです。
 このページでは、世の平均的ないけばな教室の、大体の「スタート時の様子」を紹介してみようと思います。(世の平均ですので、必ずどこの教室でもそうとは限らないことを、あらかじめご了承ください)
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◇多分、購入が必要になるものは……

 多分、購入が必要になるものは、「花鋏、花合羽、花袋、テキスト、花器、剣山」です。


《花鋏》
 多くのいけばな教室では、初回の一回くらいは花鋏を貸してくれますが、基本的には「自分の物を持ってきてください」と言われます。
 家に花鋏があれば、それを持って行けばいいですが、もしも、あからさまに通う教室の流派と違う流の名前がバッチリ入っているような場合は……私なら遠慮して、新しく鋏を買うように思います(そんなの全然気にしない!という人は持って行っちゃっていいと思います)。

 鋏の入手方法は、その教室で売っている場合もありますし、ホームセンターなどでも買えますし、自分の買い易いところで買えばよいと思います。こちらの記事→鋏の選び方 を参考になさってください。

 本当の初心者さんは、1000円代のもので良いと思いますよ。だんだん上手くなって、自分の本当に好きなこと、やりたいことが分かってから、その思いと技量に見合う鋏にグレードアップしていけば良いことです。(参考:楽天市場の 花鋏
【華道具・生け花用品】 稽古用花鋏

《花合羽・花袋》
 花合羽とは、花を包むシートのことで、花合羽に包んだものを、花袋に入れて持ち歩くのが一般的なスタイルです。
 これは、最悪「新聞紙に包んで持ち帰る」みたいな方法でも代用できますが(私は、よくそれをやりますが)、初心者のうちは、とりあえず花合羽と花袋は持っていたほうが良いと思います。花合羽・花袋ともに、お稽古場で買えることが多いので、聞いてみましょう。もしも、稽古場で買うことができなければ、大きな花屋さんや、デパートや、東急ハンズのようなハンドクラフトのお店を探してみましょう。(参考:花合羽 花袋

《テキスト》
 多くの流派ではテキストを見ながらのレッスンをしています。テキストの値段などは、各流で異なりますが、無料のケースは少なく、大抵は有料だと思います。
 かなり自由に、「楽しんで花を生けよう」ということを主としている教室だと、特にテキストを使っていないところもあることはあります。しかし、免状取得を目的としているなら、テキスト不要な教室はあまり無いはずです。

《花器、剣山》
 いけばなの稽古場には、十分な花器と剣山がそろっているので、お稽古にはそれを使いますが、花器や剣山が家に無いと、せっかく稽古場で生けたものを、家ではただ花瓶に突っ込むことになってしまいます。なので、最小限の花器は持っていた方が良いですし、また、普通は欲しくなるものです。
 花器は、町の瀬戸物屋さんで売っているので、最初は安いものをいくつか買えばよいと思います。また、お稽古場で、基本の勉強にふさわしい花器を売っている場合もあるので、聞いてみましょう。(参考:管理人の所有している花器を紹介しています⇒花のうつわ館)剣山は、大きな花屋さんで売っていることもありますし、デパートやハンドクラフト店でも売っていますし、お稽古場で売っている場合も多いです。(参考:剣山

◇最初に教わることは?

 ほとんどの教室では、鋏、剣山の扱い方などを覚えながら、型のレッスンから入っていくことになります。

《鋏などの道具の扱い方》
 ごく基本的な道具の扱い方を、一番最初は教わると思います。しかし、いけばなの道具は、「大きな経験値がないと、扱うこと自体できない」というものはなく、初心者は初心者なりに使えるようなものばかりですので、「こうしましょうね」or「こうしたほうがいいですよ」みたいなことを、さらっと教わる程度で、実際の花生けに進んでいくと思います。

《「型」のレッスン》
 いざ、花を手にすると、最初はどんな流派でも、何らかの「型」のとおりに生けることになると思います。型なんてつまらないと思うかもしれませんが、最初から「まったく自由に生けましょう」といういけばなのレッスンは、かなり不可能に近いと思います(真の初心者は、最初の一歩の踏み出し方が分からずに固まってしまうと思います)。

 どの程度型をしっかりやるのかは、各稽古場の考え方により異なりますが、基本的に免状取得を目指す稽古場であれば、流の定める「型」のコースを勉強することになると思います。(まれに、免状を取るよりも、花で楽しむことをメインにした稽古場もあり、そういうところでは、比較的簡単にフリースタイルで生けさせるところもあるようです)

 集団でレッスンするのか、ほぼマンツーマンになるのかは、そのお稽古場の生徒数により異なります。しかし、いけばなの場合は、先生が付きっ切りということはあまりなく、できた人から先生の批評を求めるような形式が一般的だと思います(流派によっては違うかもしれません)。

◇レッスン料と、花代の考え方

 花代コミでいくら、という稽古場もあるにはりますが、「花代・レッスン料別」の方が主流だと思います。花代は、一回大体1000円くらいはかかると思ってください。

◇持ち物

 レッスンには、花鋏・花合羽・花袋(場合によってはテキスト)を持って行くと、稽古場にお花と花器が待っている、というのが標準のパターンです。
 お花は、一人分ずつセットされていることがほとんどですが、恵まれたお稽古場だと、自分の好きな花をセレクトできるところもあります。器は、自分で選べるところが多いと思いますが、稽古場によっては、「この器で生けましょう」と宛がわれることもあるかもしれません。そうやって、花と器を取り、その日の稽古をして、稽古終わりには花を抜いて、花合羽に包み、花袋に入れて帰るということになります。


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