乳香

乳香は、代表的なポプリの保留剤です

乳香は、「没薬」と並んで、代表的なポプリの保留剤です。

乳香(保留剤)

私が今まで購入したは乳香は、すべて生活の木のもので、ほかのメーカー・ショップのものは買ったことがありません。よって、他ブランドと比べたことが無く、ブランドによって品質に差があるものなのかどうか分かりません。ただ、「値段のランクが違わないなら、どこで買ってもそんなに差は無いのでは?」と思っています。

私は、保留剤として、かかさずストックしておこうと思うのは乳香だけです。理由は、ローズ香との相性が良いからです。(大雑把な私は、「ポプリ関係は、ローズに合うものがそろっていれば大抵なんとかなる」と思っています)

乳香は、少し癖のある薄甘い香りで、香りの強さとしてはそれほどのものではなく、私は子供の頃から「乳香というのは、ほんの少しでも強く香るのだろう」と勝手思い込んでいたために、初めて香りを確認したときには随分がっかりしました。(だって、香料の原料だっていうから……)

そして、私のようにいい加減にその場のノリでポプリを作る人には、もしかしたら必要ないかもと思っています。
香りを緻密に構築したいタイプのポプリストの方は、必ず持っていた方が良いと思いますが、レシピのプランもあまり考えず、一度作ったポプリに後から勝手に花を足したり、熟成もさせないインスタントポプリを作ったりする私には、「保留もなにもない」のではないかと最近思うようになりまして……。

しかし、乳香には、初めてポプリに憧れた少女の頃のロマンが詰まっているので、実は持っているだけでも、いまだにちょっと嬉しかったりします。

乳香の使い方

乳香の使い方は、砕いて熟成前のポプリに加えるだけです。

上の画像は、砕く前の乳香です。これを、乳鉢で砕きます。

↑少なくともこのくらいまで砕きます。できれば、もっと細かく砕きます。

「砕き加減」としては、ものすごく固くて砕けないところは諦めるけれど、それ以外は粉みたいに細かく砕く、というくらいでいいと思います。

ポプリに、オイルを加えるときは、砕いた乳香に振り掛けます。

私は上の画像のような、素焼きの鉢の上でオイルをかけてから、ポプリに混ぜるようにしています。

乳香と相性の良い材料・香りの効能

  • 相性の良い材料……バラ、レモンバーム

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