◆「男の勝負花束」発注マニュアル

男の勝負花束:プロポーズの花

 男性の中には、あまり花束の注文に慣れておらず、いざ本気で注文しようというときに、困ってしまう方がいらっしゃいます。このコラムでは、全力でそのような殿方のお力になりたいと思います。
 ですので、女性の方&男性でも花束注文のノウハウを体得していらっしゃる方は、このページは飛ばしてください。

 当コラムでは、男性が注文される花束の中でも、愛の告白花束プロポーズ花束に絞って解説します。
 幸福な愛の思い出の中に、ぜひとも花の姿を一緒に記憶していただきたいと思います。

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(1)まず、どの店に行けばいいのか?

 花でなくてもそうですが、普段買いなれていない商品は、まずどこで買ったらいいのか分からないものです。勝負花束の場合、センスの悪い店に当たったらアウトですから、良い花屋を見極める必要があります。
 少しでも、花屋の情報を集めることができる男性なら、
  1. ステキだと評判の花屋を、日ごろからチェックしておく
  2. 花屋の前を通るときに、「良い店のような気がする」と思うところをチェックしておく
という手が有効です。
 花屋情報など、まったく分からんという男性は、下記をご覧ください。

(2)心当たりの花屋が一つも無ければ……

 自力で花屋を開拓する自身の無い方は、「みんなが知ってる花屋」か、「みんながよく使ってる花屋」か、「アクセスが便利な花屋」など選ぶのが無難です。たとえば、「高級店」「デパートの花屋」「駅ビルの花屋」などはどうでしょう。

(3)高級店でお高い花束を買って勝負!

 高級店(例:ゴトウフローリスト 日比谷花壇)に行くなら、先に予算を申告することをお勧めします。値段を聞かずに花を選ぶと、予想外の出費になる可能性もあります。

 高級店の花束は高価ですが、その分、品物のグレードも高いです。本当に名の通った高級店は、店のロゴのためだけにお金を払うようなことはさせないものですのでご安心を。確かな品物と技術を提供してくれます。美術品のような花束だって作れますよ。
 贈られた相手が、ちょっと花屋に詳しい女性だと、「まあ、ゴトウで作ってくれたの!」と感激されることもありますので、悪い作戦ではありません。

(4)デパート花屋は安定感アリ

 デパート花屋は、有名高級店ほどではありませんが、やはり町の花屋よりは高いお金がかかります。しかし、ダサダサなデパート花屋というのは、私は見たことがありませんので、センスを重視する場合には安全策です。(デパートは、自社のイメージを守るために、テナントで入る花屋には、かなり立ち入った指導もしています)

 姑息な手ですが、デパート花屋の場合、ラッピングにはデパートのロゴが入らないことが多いので、「包装紙をかけてください」と頼むと、デパートの包装紙がかけられますので、貰った女性に「○○デパートで買ったもの」とアピることができます。

(5)駅ビルの花屋は、いろんな意味で便利

 駅の花屋は便利な場所にあり、何の知識も無い男性客がフラッと入って来ることも多く、店員が発注に不慣れな男性客の応対について高い経験値を持っていることが多いです。花屋に苦手意識のある男性にも入りやすいのではないでしょうか。

(6)どうしても花屋に入れない場合

 ある殿方が、「花屋に入ること自体、恥ずかしくてできない!」と言っているのを聞いたことがあります。
 どんなに努力してもダメだ、となれば、
  1. 人に頼んで買ってきてもらう
  2. 通販で買う
という方法があります。

 人に頼むのは、ほぼ禁じ手に近いですが、肉親の女性(姉・妹とか)や、ごく親しくて花に詳しい女性などに頼めば買ってきてもらえることもあるでしょう。しかし、この方法は、私はあまりすすめたくはないですね。やはり、ご自身で行動していただきたいなあ。

 通販なら、事前にじっくり吟味して商品を選ぶことができますし、対面して気恥ずかしい思いをすることはありません。
 もちろん、ネットで注文することもできます。「対面販売でなければ、安心して多くの商品の中からゆっくり選べる」という自信のある方は、楽天市場Yahoo!ショッピングのような、巨大ショッピングモールを、色々見てみるのも良いでしょう。
 ネットであれ何であれ、花など分かんないよ、という方は、センスの良い生花店のサイトで、少ない選択肢の中から決断されるのが良いでしょう。私がオススメできるネット花屋さんをいくつか紹介すると、

日比谷花壇イイハナ・ドットコム青山フラワーマーケット

↑こちらのショップは、いずれもサイトの中がシンプルで分かりやすく、商品写真も見やすいです。且つ、ギフトが充実していて、流行のスタイルを取り入れた、洒落たデザインを見つけることができると思います。

(7)通販で花を注文するときの注意

 通販で届けられる花束は、箱に入って届けられるため、思い切って束を広げることができず、店でその場で作ってくれる花束よりも、幅の狭い束になっていることがあります。箱から出して、そのまま女性に渡しに行くと、この「幅の狭さ」が災いすることがあります。

 幅の狭い束というのは、特に花束に詳しくない女性にも、「なんか縮こまってる」との印象を与えてしまいます。さらに、鋭い人になると、束の状態で「通販商品である」ことを見抜きます。
 別に、通販の花束だって、失礼でもなんでもないのですが、女性がふと興ざめすることがあるのも事実です。なので、隠し立てせずに、「通販で買った」ことを明らかにするのが一番です。「花屋に行けなくて、通販で頼んだんだけど」と正直に言うか、最初から彼女宛に送るように頼んでしまい、花束到着の日に、告白に臨めば良いわけです。

(8)アレンジメントではいけないのか?

 昨今、花ギフトとして、アレンジメントは花束と並ぶ人気を持っています。
 きれいにセッティングされ、生ける手間もいらずに便利ですが、ここ一発の告白orプロポーズなら、やっぱり花束でしょう!
 見たことありますか? 映画で、二枚目俳優が「結婚してくれ」と差し出すのがアレンジメントだった場面なんて。
 アレンジは、普通、お店の人が紙袋に入れてくれます。紙袋のまま、彼女に渡すのじゃあ、絵的に決まりません。袋からごそごそやるのもちょっとね……。
 会心の告白orプロポーズをするなら、彼女の目の前に、ズバッと花束です!

(9)いくらの花束がふさわしいのか

 お値段は、ほとんど「人それぞれ」の世界でして、「いくら以上なら間違いなし!」という目安はありません。
 しかし、私は自分の花屋経験から、人が花束を見て、「お、これはちょっと高いのを買って来たな=どうやら特別な花束だな」と感じるのは、8000円くらいからのような感触を受けています。参考になさってください。
 そのときに、花束だけ渡すのか、別のものも渡すのか、などの要素により、3000円くらいでも十分な場合もありますので、8000円未満はNGということではありません。

(10)どんな花を選べばいいのか

 これが、花束発注に不慣れな方には、もっとも大きな問題です。
 本当は、花を渡す彼女の好みや、個性を総合的に考え、その人にふさわしい「たった一つの花束」を選べるといいんですが、何が「たった一つ」なのか導けなければ、常識流行知識のある他人に頼る以外にありません。下記(11)〜(12)を参考にしてください。

(11)常識に頼って選ぶ!

 常識に頼るとは、要するにベタなセレクトで無難にいくということです。
 花というのは、エライもので、究極のベタでもおかしくありません。真紅のバラが、どんなによくあるセレクトだからと言って、ありきたりで詰まらないことなどありません。ベタとは、直球ということでもあります。直球勝負で勝ちに行きましょう!
 世の中の常識がこれだ!と言う花束は↓こんな感じ。


1ダースのバラの花束/dozen roses 【レッド系】

 これぞ定番「赤バラ」。定番で決めるのがカッコイイのです! ここでは、あえてかすみ草を入れない赤バラのみの束を選びました。シンプルであるほど、一途な心を伝えます。
※画像の花束は8,640円(税込)

【ネット限定】花束「ローズ」
 バラを主にしていますが、お花は各種取り混ぜてあります。上↑の、バラのみの束よりも、かわいい感じがいいような彼女には、こんな束を。「赤やピンクのバラを使って、優しくかわいく」とオーダーしてみましょう。
※画像の花束は5,400円(税込)
『ミルティッロ』

  作りこまれた、デザイン性の高い花束です。
素人目にも、葉ものや花の色使いが印象的な花は、「特別な花束」であることを主張します。
※画像の花束は4,320円(税込)

(12)データに頼って選ぶ!

 切花バラの品種で、「サムライ08」という赤バラがあります。あるときに、「好感を覚えるバラ品種」のアンケートが行われたことがあり、女性票を最も多く集めたのは「サムライ08」だったという結果が出ています。
 いわば、データの上で、「最小リスク」とされたバラです。しかも、上記のようなアンケート結果は、花に素人の彼女は知るわけも無く、「データ頼り」だとバレる危険もありません。大いに活用してください。

サムライ08 深紅の赤いバラ20本の花束(薔薇)品種名「サムライ08」

(13)流行or花屋さんに頼って選ぶ!

 「流行に頼る」というのは、贈る男性に知識が無い場合、結局は「花屋さんに頼る」ことになります。
 服装やヘアスタイルもそうですが、とりあえず「流行型」にしておけば、大間違いの失敗はおかしません。花屋さんに入って、「おまかせで、今風のダサくない花束を頼む」と、真っ正面からオーダーしてみましょう。

 そのときには、「勝負花束です」ぜひ申告しましょう! 花屋さんの気合いが違ってきます。花屋さんをはじめ、職人というものは、やりがいのある仕事と見ると技術まで冴えてきますので、どんなに大切なものを頼んでいるのかを、うまくアピールしたお客さんの方が得をします。 「いい仕事してくれオーラ」を全開でオーダーしましょう。
 自信を持って作られた花束を持って、堂々と勝負してください!

 花屋さんは、恋する男性の味方です。もしも、花屋さんが提案する花束が納得できないものだったら、正直に「自分のイメージと違う」と伝えましょう。女性に花束を渡すときに、言い訳しながら渡す方って結構居るのですが(あまりいい花束が選べなくて…とか)、何やら潔くないです。たった一つの花束は、言い訳しながら渡してはいかん! 悔いの無い勝負を闘ってください。花屋さんはあなたの味方です。


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