◆花材を貼ってウエルカムボードを飾ろう

 この記事は、こちらの記事:花嫁が手作りできるウエディング・フラワー:ウエルカムボードを簡単に手作りするためのヒント の続きです
 ボードに植物素材を接着剤で貼るための情報です。子供でもできるレベルの簡単な方法しか紹介しませんので、かなりの不器用さんにも参考にしていただけると思います。

貼りやすい素材を選ぼう……平べったい葉っぱなら失敗知らず

 簡単に貼ろうと思うなら、貼りにくい素材を選んでいる場合ではありません。なるべく平べったくて軽く、貼りやすいものを選びましょう。たとえば、せいぜい全長3cmくらいの葉っぱなどです。

↓葉っぱにただ木工用ボンドをつけただけ。


 それをボードに貼り付けるだけで、しっかりくっつきます。

 接着剤が完全に乾くまで待って、きちんとついたかどうか確認しましょう。

貼りやすい素材を選ぼう……大きすぎる素材・でこぼこの素材はなるべく避けていこう

 特別な方法・技術を使わず、簡単に貼って済ませるなら、「どうやって貼るの?」と迷うものを選んではいけません。
 つまり、下のような花材のどっちを選ぼうか、と思ったら……

 当然、右を選ぶべきです。左の、紺色のバラは、花径7〜8cmくらいありますので、一箇所だけ接着剤でつけるような方法では、危なくて仕方ありません。

 小さいほうのバラ(直径2cm弱)なら、木工用ボンドやセメダインでも十分留められます。
 でも、貼りにくい部分は取り除くべきで……

↑このような、普通のバラの花ですが、貼り付けることを考えると、花首のところを平らにしてしまいたいです。

 ならば、邪魔なところを切ってしまいましょう。


 切って、平らになったところに接着剤をつければいいです。


 接着剤をつけたら、そのまま付けたいところに押し付けて、乾くまで置いておきましょう。


 花径が5cmほどもあったら、一箇所に接着剤をつけただけでは、留まりにくいものと思いましょう。(色々工夫すれば付けられますけどね。簡単にやるなら、です)

プリザーブドフラワーのアジサイを接着剤で貼る

 プリザーブドフラワーのアジサイは、ある程度の大きさがあります。
 でも、あまり大きいと、接着剤では貼りにくいので、小さめにの塊にカットすると扱いやすくなります。


 茎の部分で切り離しまして……

↓このくらいの小房にしてしまいます。


 この小房のアジサイに、深く考えずに木工用ボンドをつけ……


そのままボードにべたっと貼るだけでくっつきます。


 もう少し面倒くさくてもいい人は、花一輪ずつに分解してしまい……

 一輪ずつにそれぞれ木工用ボンドを付けて(小房の画像と同様、何も考えずにべたっと付ければOK)、たとえばこんな風にハート形になるように貼ったらどうでしょう?
↓ ↓ ↓

 ハート型だけでなく、色々好きな形に貼ることができます。

 すごく簡単なのは、ボードの縁にそって貼ることです。

 特に、「まっすぐ」を意識することもなく、少しブレた線の方がナチュラルな感じが出るくらいです。これが出来ない人は、まあ居ないと思います。

プリザーブドフラワーのバラの貼り付け例

 上の項目にも、プリザーブドフラワーのバラの接着画像を出しましたが、もっと簡単にできるバラの接着方法を紹介します。

 これは、プリザーブドフラワーを習ったことがある人なら当たり前の方法なのですが……

 ガクをはずします。

 さらに、花弁を一枚ずつはずします。


 一枚ずつはずした花弁を、上の項のアジサイでやっているように、自分の好きなように貼りましょう。花一輪よりも、花弁一枚ずつの方が平面的なので、貼る作業はずっとやりやすいです。

 アジサイでやったように、ハート型に貼ってもいいですが、ここでは別の形にしてみます。

↓こんな風に貼りまして……

(セメダインで貼りました)

 バラの花弁で作ったベースの上に、上の項で作ったアジサイを一輪ずつにばらしたものをちりばめます。

 なんか、アジサイっぽいデザインになりました。

 上の図柄は、かなり適当に作ったものです。少し考えたら、もっと良いデザインが出てくると思いますよ。


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