◆花嫁が手作りできるウエディング・フラワー:ウエルカムグッズ

※このページにダイレクトにお入りの方は、一応このような前書きというか、前置きみたいなものをお読みください。

◇ウエルカムグッズは、手作り経験者が多い

 ウエルカムグッズは、リングピローと同様に、手作りする人が多いです。恐らく、身近な既婚者さんに聞いてみたら、少なくとも1人くらいは「自作したよ」という人がいるのではないでしょうか。
 それほど、手作り経験者が多いので、ネットで少し探せば、「自分のときはこうした」という体験談を見つけるのも簡単です。また、式場のウエルカムボードのサンプルなどを見ると、「この程度のものなら、自分で作れるんじゃ?」と思うものもたくさんあると思うので、器用な人なら、特に作り方の情報を探したりしなくても、真似して作ってしまえるものもあるでしょう。

 手作りできるウエルカムグッズは、大体以下のようなものがあります。

  • ウエルカムボード
  • ウエルカムフラワー
  • ウエルカムドール
  • ウエルカムオブジェ

 ↑このほかにも、自分の個性を現せるウエルカムグッズを思いついたら、自由に作って演出してよいと思います。要は、「よく来てくださいました!」と迎えるモノを何か出しておくのがウエルカムグッズですから。
 この記事では、上記の4種類についてのみ解説します。すべて、花をからめた手作りについての紹介になりますが、フラワー製作経験者でない人にも、手作りできることはたくさんありますので、参考にしてみてください。

※手作りのものは、どこまで持ち込んで大丈夫なのか、事前に会場に確認しましょう

◇ウエルカムボード

 ウエルカムボードについては、別ページに独立させましたので、こちらをご覧ください→花嫁が手作りできるウエディング・フラワー:ウエルカムボード

◇ウエルカムフラワー……フラワー製作経験者の方はぜひ!

 フラワー・アレンジメントや、プリザーブドフラワーの製作を経験した人なら、お迎え花(受付花にしてもいいし、受付花とは別に飾ってもよし。ドア飾りにしてもよし)を自ら作ってしまうこともできます。
 大きさや花材は、花嫁のスキルと予算に合わせて、自分らしく、式のコンセプトにも合ったものを作れたら素晴らしいです。

 生花とプリザでは、製作するのに「どちらが楽か」ということになると、完全にプリザの方が楽にできます。プリザなら、あらかじめ作り置きできますし、納得できなければ、何度でも手を入れて、当日に備えることができます。
 作ったものは、式の後に持ち帰って飾ることもできます。誰かに(お母さん・仲人さん・姉・妹。親友などなど)プレゼントしても、喜ばれると思います。

 大変だけど、生花で作ろうという場合は、本当は当日に作れたら一番いいのですが、花嫁のタイムスケジュールによっては、前日に作るしかないでしょう。当日にしろ、前日にしろ、最も忙しいときに作らねばならないことに変わりはありません。
 しかし、生花を飾る技術を持っていて、「自分の結婚式を自ら飾るのが夢」と思っている人なら、たった一度の機会を逃すのはあまりにも残念です。負担にならない花材とスタイルを見つけて、ぜひとも夢をかなえてください。

 フラワー製作がプロ級の方の場合の注意点ですが、何らかの方法で「このフラワーは、花嫁自作です」とアピールしないと、知らない人は「会場の装飾だろう」と思って注目さえしない場合があります(特に男性客)。なんと、明らかなハンドメイド感のある、頑張って作った痕跡を感じる花の方が、「これは、○○ちゃんが作ったんだね」というアピールになるのです。
 せっかくのプロの腕前をスルーされるのは悔しいですので、司会にアナウンスしてもらうか、小さく札を立てるなどして、「花嫁製作」であることを明らかにしましょう。

◇ウエルカムドール

※フラワー製作経験者向けです

 ウエルカムドールでよく見るのは、ベアやうさぎなどのアニマル・カップルですね。
 まず、ドール自体ですが、これを花で作ることは、なかなか難しいと思います。(フラワー・アレンジメントでは、「カーネーションでプードル(とかテリアとか)を作る」という技があることはあるのですが、ここでは「花のアニマル」ではない方向で考えることにします)
 しかし、ドール自体は作れなくても、ドールに花の演出を加えることは可能です。
 実は、ウエルカムドールには、手作りキットがたくさんあります。そのために、「ウエルカムドールの演出用品」というものも、たくさん売っているのです。たとえば、ドールを座らせるベンチや、ドールの背景に置くパネル、アーチなどがあります。それらを、花で装飾すれば、フラワーたっぷりのウエルカムドールができます。アーチに小輪のバラをからめるなどすると、華やかになります。
 この場合には、生花よりも、プリザの方がやはり有利です。水を持たせる必要が無く、ワイヤーやテープで付けてしまえば済むプリザーブドフラワーなら、色んなことができます。
 なんとか生花を添えようとするなら、ドールの周りやドールの間に、生花のミニ・アレンジを置くなどの方法もあります。花嫁が当日にアレンジを作るのは大変かもしれませんが、ドール主体で、アレンジはごく小さなものにすれば、それほど負担にはならないようにもできると思います。

 上記の装飾方法は、手作りドールに限らず、既製品のドールにも加えることができます。ただ、あまりにも演出が完成したドールだと、余計なことをしないほうが良い場合がありますので、何か演出を加えたいなら、「加える余地がある」ものを購入しましょう。

 ウエルカムドールを安くゲットするなら、100円ショップでミニぬいぐるみを買ってきて、自分で花嫁のベールや、花婿のネクタイなど付け、ウエディング用のウエルカムドールに仕立ててしまうこともできます。これだと、完全に自分の方針で「ウエディング仕様」にしていくことになるので、自分らしい演出がしやすいと思います。
 手のひらサイズのぬいぐるみだと、フラワーアレンジの上にのせ、「花の上にお座りしている」ように見せることもできます。

↓こんな風になります


 このスタイルなら、プリザはもちろん、生花でもできます。
 また、ある程度の大きさのドールなら、花嫁ドールの方にブーケを持たせるという手があります。これも、生花でもプリザでもできます。大きさのバランスをうまくキメると、とてもかわいいです。

◇ウエルカムオブジェ

※フラワー製作経験者向けです

 ウエルカムオブジェというのは、大きく言うとウエルカムフラワーの中に含まれます。フラワーをアレンジしたものではあるけれど、フラワー以外の部分の造作がむしろ大きかったり、凝っていたりして、一般の人が「フラワーアレンジ」と思う形からは少しはみ出して、オブジェ寄りになったようなもののことを指します。
 ですので、基本のフラワーアレンジは当然できて、かなり応用型の作品の経験を積んだような人が挑むのがいいでしょう。それほどの製作ができる人なら、式に呼んだゲストたちにも、「花嫁はフラワーデザインの得意な人だ」と知られている場合が多いでしょうから、一目で「お! 花嫁がすごいの作ったな」と喜んでもらえることもあるでしょうし、「フラワーやってるのは知ってたけど、こんなにアーティスティックなのもできるんだ!」と、驚かせることもできると思います。

 貼ってある画像は、ケーキ仕立てのフラワーにしましたが、これも花嫁のセンスで、好きなものを作ればいいでしょう。お祝いの席にふさわしく、かつ式のコンセプトに合ったデザインを見つけましょう。ウエルカムグッズは入り口に置きますので、演出のコンセプトをストレートに伝えるものの方が良いと思います。

 このように凝ったものは、やはりプリザーブドフラワーの方が、あらかじめ作っておけることと、水のいらない強みで、何かと有利です。
 生花で手の込んだものをするなら、生の花の部分は少しになるようにして、水のいらない部分を作りこむことを考えるなど、うまく当日を乗り切れる工夫をしましょう。
 もしくは、逆に「これをみんなに見せるために結婚式をするんだ」くらいの気合を持って、恐ろしく手間のかかるスゴイものを作る作戦に出るのもアリかもしれません。花を自分で作れる人は、ドレスよりも花の演出に命をかける人がいるくらいなのですから。(最初は、「ちょっとしたものを飾ろう」としていたのに、考え始めたら展覧会並みに大掛かりになってしまった、というのもよくある話しです)

 作るものの例としては、今ざっと思いつくものを挙げてみると……

  • トピアリを、ウエディング仕立てで作る
  • ワイヤーの馬車(そういう資材があります)を、花で飾る
  • 花のアーチを作る
  • バードケージを花で飾る
  • シャンペンフラワータワーを作る

↑かなり適当に考えても、このくらいは出てきますが、自分が本番で作れるものは何かと考えると、かなり候補を絞れると思います。
 本格的に花の製作をしている人は、家に余計な資材を買い込んだり、一度も使ったことの無い大型作品用の枠があったりしますから、それを活用するのも方法の一つです(「いつか大型作品を」と思って買い込んだものを眠らせていませんか?)。
 また、新たに資材を買うなら、花の資材屋に加えて、東急ハンズなどのディスプレイ資材コーナーなども歩いてみると面白いです。初めて見る資材に、すごいインスピレーションを得られないとも限りません。




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