ウエディングブーケ

※一部、こちらのページ→ブライダルブーケ発注完全マニュアル とかぶる情報があります

◆ウエディングブーケに関する覚え書き

※このページにダイレクトにお入りの方は、一応このような前書きというか、前置きをお読みください。

※ページの◆◆◆で区切られた下の部分は、「花屋さん用覚え書き」になっています(でも、花嫁さんが見ても損は無いです)

◇ウエディングドレスを決めてから、具体的なブーケ発注に来て欲しい

 ドレスが決まっていない段階では、確かなことは何も相談できないに等しいです。近いうちにブーケを発注に来るのでよろしく、以上の相談はできないと思ってください。
 また、ブーケにどんなに大きなこだわりがあっても、ブーケの細かいことを先に決めて、それに合わせたドレスを探すというのはおすすめしません。「ドレス決定⇒ブーケ発注」の手順の方が、すべてがスムーズに進みます。

◇ウエディングドレスの写真は必ず見せて欲しい

 全身の写真を一枚貰い、全体のシルエットを見ながら相談も製作も行いたいので、絶対に必要です。このとき、小物も全部付けていてもらえると嬉しいです。可能であれば「前・後・左・右」の4方向からの写真がすべてあると良いです。衣装を着けた新郎新婦のツーショットもあるとなお良いです。また、花嫁の身長と、当日の靴のヒール高を数字で申告してくれるのも大変ありがたいです。

スポンサーリンク

◇式や会場に、特定のコンセプトがあるなら申告して欲しい

 「なになに風」というコンセプトがあるなら、先に申告してもらえると話が早いです。

◇ドレスとブーケの相性

 別ページを設けました。こちらを参照ください→花の情報局:ブーケとドレスの一般的なスタイルについて

◇ブーケの主なスタイル

 別ページを設けました。こちらを参照ください→花の情報局:ブーケとドレスの一般的なスタイルについて

◇和装にブーケもアリ

 数年前から、和装にもブーケを持つ花嫁が珍しくなくなってきました。ただし、「自由な和装」というか、今風にアレンジした和装になってしまうので、「伝統的にして正統派」の和装で臨みたい花嫁さんにはおすすめしません。「楽しい和装」で臨みたい方におすすめします。
(もしも、和装にブーケを持ちたいのに、身内の方……お母さんや、義母になる方……に「えー、おかしいわよ」と反対されたら、結婚式場の方、ブーケ発注の担当者などを味方につけ、「今日び、何にもおかしくない」と応援してもらいましょう。また、結婚情報誌などに、和装にブーケを持った写真が必ず載っているので、それを見せて「和装ブーケの今」を知ってもらいましょう)

 和装ブーケにブートニアは付けないことが多いです。しかし、花嫁の希望で付ける場合も有ります。花屋の側は、必ず「ブートニアはどうしますか」と聞くと思いますので、ブーケ発注までに、ブートニアはどうするのかを決めておきましょう。

◇ブーケによく使われる花は?

 こちらに、別途記事を設けました→ウエディングブーケによく使われる花材一覧

◇ブーケのデザインを数多く見たい花嫁には……

 結婚雑誌の「ブーケ特集」などでもいいのですが、数多くの参考写真を見たいなら、花雑誌の「花時間」 のブーケ特集が一番ニーズを満たすと思います。結婚雑誌と比べると、掲載点数、スタイルや色の数がちがいます。
 これは、花好きさんや、花飾りのプロが見る専門誌ですので、買ってまで見る必要は無いと思ったら、パラパラっと立ち読みしてみるか、図書館でじっくり見てみてください。
 「花時間」は、「実用雑誌」や「婦人用雑誌」のコーナーにあります。写真がきれいな雑誌なので、素人の方が見ても楽しめると思います。

◇プリザーブドフラワーのブーケ

 プリザーブドフラワーブーケに関しては、こちらのページで紹介しています→プリザーブドフラワーのウエディングブーケに関する覚え書き

◇ブーケの値段の「相場」は?

 すでに、色々な結婚費用の情報を見た花嫁なら、およそ把握していると思いますが……大体、1点に3万5000円〜5万円かけるのが、現在の「相場」だと思います。(その気になれば、もっと安くも高くもできます)
 こちらの花屋さん的ぶっちゃけ感触もご参考に。

◇ブーケトス、ブーケプルズは意外に盛り上がらない

 結婚式に出席したときに、実際のブーケトスやブーケプルズを見て、「微妙なイベントだな」と思ったことがある人は多いのではないかと思います。
 どうも、「未婚です」と率先して出て行くのを恥ずかしがる女性が多かったり、ブーケに手を伸ばしてキャッチするのを遠慮する女性が多かったりするのが理由のようです。(欧米の女性は違うというはなしです)
 せっかくの結婚式で、変に盛り下がるのを懸念する花嫁(自分が独身時代に微妙なブーケトスを見てしまうと特に)は、ブーケトス、ブーケプルズは避ける傾向にあります。
 トスにしろプルズにしろ、未婚女性限定の花のプレゼントイベントは、組み込まないことにするか、ミニブーケ(本当にミニでいいと思います)を未婚女性全員の分用意して渡すのが最近よくあるパターンです。

◇それでも、ブーケトスをしたい場合は……

  ブーケトス用のブーケは、別途作るのがベストです。ブーケトス用だと申告してしてくれれば、それ用に小さく軽く作ります。
 花嫁用ブーケをトスしてしまうと、その後のシーンでブーケを持てなくなってしまいますので、「トス後の花嫁の写真がさびしい」ことに、後悔する人もいます。また、本もののウエディングブーケは重いので、投げるのが大変だし、場合によっては危ないこともあります。さらに、キャッチしそこねたときに、つぶれたりすると悲惨感が大きく、落とした人が後々まで罪悪感を持ったりもします。
 そのようなことがあるので、最近は、「ブーケトスするなら、トスブーケを別途用意する」のが一般的になりました。
 トスブーケの、平均の値段は5000円くらいです。1万まで出す人はあまりいませんが、まれに1万超えの場合がありまして、そのときには、花屋は「そのトスブーケ、1万もするんですよ」と、つかんだ人に言いたくてたまらなくなります。

 もう少し花屋さん的な話しをしますと、トスブーケには、ナチュラルステムの軽いブーケの方がよく、オアシスを仕込んだブーケホルダーを使ったものは重さ的にふさわしくありません。よって、花嫁の本番ブーケとは、スタイルが相当変わることがありますが、花材や色で、なるべく近いテイストに仕上げます。

◇ブーケのお会計は、こんな感じです

 式場以外の花屋にブーケを発注した場合、支払いは「引渡し時」か、「前金」です。町の花屋は、「どっちでもいいですよ」と言う店が多いと思います。そのときには、お客様の都合の良いほうを選択してください。店によっては、内金を入れてと言われることもあります。たとえば、ブーケ二つで5万円だったとすると、「内金として、1万円だけ先にいいですか」みたいに言われると思います。

◇ブーケを保存する方法

 式後の生花ブーケを、ドライフラワー化、押し花化、プリザーブドフラワー化して保存することが可能です。いずれの方法でも、花が新鮮なうちに処理を開始したほうが良いので、式場にブーケを取りに来てくれる業者なら一番安心です。(実は取りに来てくれない業者の方が一般的で、ブーケを宅配回収するのが主流です)
 加工後の花の仕立て方は、各業者によって大分異なるので、必ず出来上がりのサンプル写真を見て決めましょう。
 たとえば、東京で探すなら、こんな風に探してみましょう……ブーケ押し花ブーケのドライ化保存ブーケのプリザーブドフラワー化保存

 押し花化なら、値段の相場は2〜4万円くらいです。押し花にしたものを、額に仕立ててくれるもので、額の大きさによって値段が変わります。(※海外挙式でも現地で頼めることがあるらしいです←人に聞いた話しですので、私は詳しくは分かりません。ごめんなさい!)

 ドライフラワー化には、ドライに加工したものを立体的な額に仕立てるものや、ガラスドームの中に、ミニブーケを再現するなど、様々なスタイルがあります。どんな風に、どんな大きさで仕立てるかによって、値段がかなり変わりますが……3〜5万円くらいでしょうか。(3万円くらいだと、大分小さいかもしれません)押し花化よりも、高額になりますが、押し花ほどに平面にしたくない方にはおすすめです。

 プリザーブドフラワー化が、コストは一番かかりますし、業者の数も少ないです。プリザーブド化は、加工した花を、ブーケに作りなおしたり、立体額にしたり、ブーケ風のアレンジにしたりすることができます。一つのブーケから、複数のアレンジに分けて作ってくれる業者もあります。値段は、大きさによって様々ですが、平均を出すなら4〜6万円くらいでしょうか。(本格的なプリザ・ブーケに仕立て直しすると、10万円くらいかかることもあります)

 生花ブーケに数万のお金をかけ、更にプリザ化で同じくらいのお金をかけるなら、最初からプリザブーケにすればいいんじゃ……というのは他人様が思うことです。花嫁本人は、「式は絶対に生花のブーケ」と思っている人が多いので、このような商売も成り立つのでしょう。
 また、「ブーケを残すつもりは無かったが、実物を見たら、どうしても保存したくなった」という花嫁も結構いるようで、通常は、式の前から業者に予約をし、ブーケの回収方法を花嫁は事前に把握していて、速やかにブーケが業者の手に渡るように段取りができているのが理想ですが、式の後から業者を探し回る人がいます。
 少ないながら、式後のオーダーを受けてくれる業者も存在しますので、ブーケが枯れていないうちなら、そのような業者を探して相談してみましょう。たとえば、このような店があります→ウエディングブーケ保存加工専門店Fatina Fiore (こんな検索でも探せます→「ウエディングブーケ 式後」)

◇海外挙式のブーケを持って帰れるか……ブーケの検疫

 上の項で、ほんの少々ですが、海外挙式のことに触れましたので、それに関する情報を一つ書いておこうと思います。
 当サイトでは、たまに「海外からブーケを持ち帰れるのか」という質問メールをいただくことがあります。(持ち帰ってプリザに仕立てたい方や、誰かにブーケをあげたい方、ブーケトスでブーケをキャッチできたらどうやって持って帰ろうと思っている方からの質問のようです)
 私自身は、海外から植物を持ち込んだ経験は無く、ブーケを日本に持って帰った花嫁さんにも直接の知り合いはいません。しかし、何度か尋ねられるうちに、少し調べてみて(主にネットで調べました)、以下のようなことを「調べたところ、こうなっているらしい」という風に回答しています。

  • ブーケに水を持たせ、できるだけしおれないようにして、手荷物として機内持込する
  • 慎重に水を持たせても一部はしおれてしまうことが多く、全体的にしおれてしまうことも十分考えられるので、ダメモト精神でトライして
  • 出国時に病虫害の有無の検査を受ける場合アリ(しない国もあるらしい)。検査をパスするために、事前に目視で虫がいないかチェックする。結構しつこく見てチェックしたほうがいい。振ってみて、虫が落ちてこないかもチェックする
  • 日本に入国するときにも、植物検疫を受ける。ここで「持ち込みNG」となれば諦めるほかなし。問題なしであれば、そのまま持って帰れる
  • 相手国により、日本に持って帰って良い植物は異なるので、事前に植物防疫所の輸入条件に関するデータベースなど見ておくと良い(たとえば、ハワイからは持ち込み可能なのに、サイパンからは持ち込みNGな植物というものもあり得る)
  • もっともっと詳しく知りたければ、植物防疫所に直接問い合わせを

 ご自分でググッて探したい方は、「ブーケ 検疫」ブーケ 生花 機内持ち込み」などのワードで検索してみるといいです。具体的な地名を入れて、「グアム ブーケ 持ち帰り」などのワードでもいいでしょう。

◇最後に、花屋さんの独り言と思ってください……

 男性(=花婿)がブーケの相談についてきて役に立ったためしは一度も無いな……と、私は感じています。(そうじゃない男性も、きっといるのだと思いますが)
 むしろ連れてくるなら、お母さん、姉・妹、親しい友人(女性)の方が役に立つかもしれません。女性は、自分のものでなくても、かなり大きな興味を持ってブーケを見るので、見たものにはそれなりに反応します。たしかに、花嫁が気に入ったものを、友人が「よくないわよ」とは言わないかもしれませんが、虚心にリアクションを見ていると、「あ、このブーケ、思ったより反応悪いんだな……」などの判断ができることがあります。
 また、誰かと一緒にいる花嫁は「1人じゃない。味方がいる」と思うせいか、交渉に積極的になる感があります。それだけでも、「一緒に来てもらって、助かった」と言えることもあるのではないでしょうか。

◆◆◆◆◆◆◆◆ここより、花屋さん用覚え書き◆◆◆◆◆◆◆◆

◇ブーケ製作で、最も大事なことはこれだ!

 ブーケで大事なのは、ブーケ自体の大きさです。正確に言うと、「持ったときにバランスの良い大きさに作れるかどうか」が最も大事なのです。ウエディングブーケ作りの原則は、持つ人のウエスト(そしてスカートライン)の幅を出ない大きさにすること。つまり、基本的には、本人の体格を花屋が知らずに作ることはしません。

◇ブーケプルズを受注したときの注意事項

 リボンが必要かどうか聞くこと!

◇夢中になると、意外に忘れること

 ブーケ注文に夢中になる花嫁も、ブーケのデザインに夢中になった花屋も、両方陥りやすい罠があって、それは「ブーケを主役のようにとらえてしまう」ということです。
 これ、大間違いです。
 主役は花嫁なのであり、ブーケは脇役です。しかも、会場全体の中では、ブーケなどほんの小さな1パーツに過ぎません。それをいつのまにか主役のように捉えてしまうのは、トータルのバランスを崩すことへの第一歩です。花屋諸君忘れるな、ブーケは脇役だ!

◇超ぶっちゃけ、花屋さんの「感触」

 生花ウエディングブーケの1点の値段として、花屋さんのリアルな「感触」を言いますと、

「〜2万円」……うまく値段を抑えましたな
「〜4万円」……これぞ、相場!
「4万より上」……おお、頑張ったなあ〜

……こんな感じでございます。(2012年現在で)


Copyright(C)2004.09.15-. 花の情報局.All Rights Reserved.