◆ウルトラマンA(エース) 《全52話中植物ネタは2話》

◇サボテンダー (第12話 S47.6.23放送)
  「サボテン地獄の赤い花」

 異次元原産。武器は、左手の鎌と右手の鉤爪、長い蔓状の舌。少年が育てているサボテンが、実は超獣(怪獣を超えたやつ、という意味らしい)で、鳥や人間を食べてエネルギー源にしているのが発見される。体中のトゲを、ミサイルにして発射することができる。TAC(超獣攻撃隊)がスペースミサイルで爆破しようとするが、逆に巨大化。最後は、自分の鎌で自分の首を切ってしまう。ハリネズミとサボテンの合体生物。半分は動物なので、根っこはなく、歩きまわれる。

◇アクエリウス(第49話 S48.3.9放送)
 「空飛ぶクラゲ」

 水瓶座から来た水瓶超獣(←水瓶超獣ってなにさ?)。特に植物の怪獣ではないが、花瓶をモチーフにしているようで、肩口に花が咲いている。この花からロケット弾を発射して戦う。

■ ウルトラマンタロウ 《全53話中植物ネタは7話》

チグリスフラワー (第1話 S48.4.6放送)  「ウルトラの母は太陽のように」

 長い触手を持つ吸血植物砂漠に自生する。開花は100年に一度だけ。この植物が成長すると、アストロモンスという怪獣に変態する。電気ショックに弱い。
 ウルトラマンタロウに変身する主人公:光太郎が、チグリスフラワーの球根を海外から日本に持ち帰るところから物語りは始まるのだが、「それって密輸じゃないのか」「植検(植物検疫のこと)は何をしている?」という突っ込みはしてはいけないらしい。

◇アストロモンス (第1話 S48.4.6放送) 「ウルトラの母は太陽のように」

 ↑上記のチグリスフラワーが成長したもの。チグリスフラワーの段階では、巨大植物のような外観だが、アストロモンスになってしまうと、なぜかゴジラ型爬虫類系の怪獣の姿になる。形態の植物的痕跡は、胸に大きな花が咲いていること。この花から溶解液を出す。植物のくせに&翼も無いくせに、どういうわけか空を飛ぶ。あまりに唐突に空を飛ぶので、見ている側としてはちょっと驚くほどだそうである。

◇バサラ (第11話 S48.6.15放送)  「血を吸う花は少女の精」

 地底原産吸血蔦。長い触手を伸ばして人間の血を吸い、死体を養分として成長した。外見は、爬虫類型の怪獣に、緑の蔓をからませているような感じで、ところどころに赤い花が咲いている。要するに、ガーデニング好きの奥さんが蔓バラで作った庭のアーチみたいで、なかなかきれいなのである。ストリウム光線で倒される。ちょっと、育てたい……かも。

◇ケムジラ(第17・18話 S48.7.27&S48.8.3放送) 「2大怪獣タロウに迫る!」「ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!」

 大熊山出身の昆虫のような姿の怪獣。スイカが好物で、スイカ畑に大発生し、葉を食いつくしてしまう。ZATガンで撃たれ、そのエネルギーを吸収し、巨大化する。
  (注 ZATガンとは:ZAT=宇宙科学警備隊の隊員が携帯する銃。火薬式にも、光線銃にもなる優れものさ!)

◇マンダリン草(第27話 S48.10.5放送) 「出た!メフィラス星人だ!」

 地底原産の、ラフレシアに似た怪草。根があるくせに移動できる。マンダリン草に刺された人間はマンダリン病にかかってしまう。マンダリン病を治療するには、マンダリン草の実が必要。 

◇改造サボテンダー (第30話 S48.10.26放送)  「逆襲!怪獣軍団」

 異次元原産の、サボテン超獣。ウルトラマンAに出てきたサボテンダーを、ヤプールがよみがえらせたもの。目から破壊光線を出す。ストリウム光線で倒される。

◇モットクレロン (第43話 S49.1.25放送)  「怪獣を塩漬けにしろ!」

 宇宙からきた野菜大好き怪獣。地球上の野菜を食い尽くそうとする。八百屋の息子が、恐ろしい怪獣になるとは知らずに、店の野菜を与えて育ててしまう。自分の息子が怪獣を育てたと知った八百屋の大将は、店の野菜や果物で怪獣をおびき出す作戦を決行する。勇気に感動するべきなのか、ギャグと捉えて笑うべきなのか、判断に苦しむストーリーである。

ウルトラの花園〈その3〉へ続く



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