◆初代ウルトラマン 《全39話中植物ネタは4話》

◇グリーンモンス (第5話 S41.8.14放送)
  「ミロガンダの秘密」

 原産地はオイリス島。オイリス島に入った学術調査団が、食虫植物:ミロガンダに、研究のために放射能を照射したところ、人間程の大きさの怪物になってしまう。調査団員を、次々に襲う(緑色の麻酔液で眠らせ、食べてしまう)怪物に、科特隊がスパイダーショットで攻撃すると、そのエネルギーで巨大化し、丸の内に現れて暴れだす。
  (注 スパイダーショットとは:化学特捜隊開発による、超小型原子炉を内蔵した原始エネルギー光線銃。射撃の名手、アラシ隊員にしか使いこなせない!)
 毒花粉でウルトラマンを攻撃するが、花の中央にあるクロロフィル核にスペシウム光線を受けて倒される。植物のくせに、聴覚がある(らしい。ウルトラマンとの戦闘の中で、時計台の鐘が鳴りだすと、それに刺激されて時計台を破壊するシーンがあるそうな)特定のモデル植物は無いようだが、見た目はなんとなくサボテン風。

◇ゲスラ (第6話 S41.8.21放送)
  「沿岸警備命令」

 ブラジルから輸入されたカカオの実に、カカオに付く害虫が好物のトカゲが付いてきて、東京湾の汚水により巨大になり、怪獣に変身したもの。カカオの産地として、ガーナが有名なため、カカオはアフリカ原産と思われているむきがあるが、真の原産地は南米であり、ゲスラの出身地をブラジルとした製作は立派である。
 しかし、どうもゲスラは海で生活している海獣として描かれているらしいが(海イグアナのようなイメージか?)カカオは森林の植物であり、海から上がったトカゲが、延々歩いて森林に分け入り、カカオを食するとした設定はいかがなものか?

◇スフラン (第8話 S41.9.4放送)
  「怪獣無法地帯」

 100メートルもある蔓で人間にからみつき、血を吸う吸血植物。根っこがある植物であり、一人で歩いたりしない。(つまり、怪獣ではない)原産地:多々良島に自生する。スパイダーショットで駆除可能。
 舞台の多々良島は、怪獣がうようよ居る島、という設定で、その雰囲気作りのための登場みたい。

◇ケロニア (第31話 S41.2.12放送)
  「来たのは誰だ」

 アマゾン原産の歩行吸血植物。発生時はキノコ状をしているが、短時間で、2メートルくらいに成長する。人間の血液を吸い、高度な知能を得た。目から破壊光線を出す。植物王国を作るために、人間を滅ぼそうとする。(円盤まで製造している。植物のくせに)人間に化けることができ、テレパシーが使える。火に弱い。ウルトラアタック光線で倒される。


ウルトラの花園〈その2〉へ続く




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