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※この記事は、2005年に書かれたものです。

◆メッセージ入り不思議豆日本上陸!〈その1〉


◇2005年に勃発した、おもちゃ業界の「豆戦争」を知っているか!?

 2005年の年明け早々から、園芸業界とおもちゃ業界を巻き込んだフシギな「豆戦争」が勃発しました。
 専用容器(メーカーにより形状が異なる)に入ったナタ豆の種子に水をやると、しばらくしてからメッセージの彫りこまれた双葉が発芽してくる という、絵的には非常にインパクトのある商品が、国内で3商品連発のかたちで発表されました。
 ポイントは、双葉が出てからメッセージを入れるのではなく、土の中から芽が顔を出した時点で、すでにメッセージが入っている という点です。これは、種子の段階で、レーザーでメッセージを彫りこんでしまう新技術の開発により、可能となった面白いアイディアです。
 いずれの商品も、プレゼント用のニーズを想定したようで、メッセージの内容は「ありがとう」や「がんばれ」や「I LOVE YOU」などで、もしも、もらったものを何も知らずに栽培し始めたとしたら、メッセージの出現を見て、びっくり仰天すること疑いなしです。
 3商品の名前は以下のとおりです。

@「マメデルモンのたまご」(トミー:現タカラトミー)
 ※現在は、製造を中止しています。

A「マ・メール」(タカラ:現タカラトミー)
マ・メール 水で育てるメッセージ(ありがとう)

B「運芽ican」(韓国よりイーディーコントライブ社が輸入販売)


 先の二つの企業名を見ていただければ分かるように、おもちゃメーカーからの発売となっています。
 そのため、これらの商品は、主として雑貨やおもちゃを扱う店舗で販売されています。(園芸店でも扱っている店舗はあります)
 果たして、この商品は、一体だれが買っているのでしょう? そして、植物好きには、どのように受け入れられているのでしょうか?

◇マ・メールはヴァレンタイン用商品だった!

 2005年2月10日、税込み714円にて発売。タカラは、ヴァレンタインデー狙いの商品としてマ・メールを売り出しました。もちろん、ホワイトーデー使用もOK! 缶詰め形式の商品で、缶のふたを開けて、そのまま水をやれるようになっています。発芽は、大体水をやり始めてから5日後くらい。メッセージは、「ありがとう」「おめでとう」「がんばれ」「I LOVE YOU」「だいすき」「GOOD LUCK!」の6種類。購入時には、缶のふたに貼ってある「メッセージシール」を見て選び、実際にプレゼントするときには、シールをはがしてしまって、出てくる言葉はヒミツにすることができるという優れものです。
 2005年の1月末から、マ・メールは、TVの情報番組数本で紹介され、雑誌、新聞にも紹介記事が掲載され、商品告知が活発に行われました。(おそらくタカラが売り込んだのでしょうな)
 絵的インパクトの強さ、かわいらしさから、「今までに無いユニークな園芸商品」として、いずれでも好意的な扱いでした。ライバル・トミーのマメデルモンのたまごに、世間の認知度において一歩先を行く状態となりました。
 しか〜し! 「まったく見た目で判断した場合、入れ物のデザインがかわいくない!」という、非常に無視できない声が一部から聞かれました。
 ん〜。そうだねえ。ちょっとポップにすぎるのかなあ。
 私は個人的には決して嫌いではありませんが、この缶が似合わない部屋が、多分あるだろうなあと言うことはできるでしょう。


◇容器にもこだわってみたトミー マメデルモンのたまご

 正式な発売は2005年3月10日。ただし、一部の先行発売店舗では、2月19日より発売を開始しました。税込み798円。貧乏性な私は、たった数十円の差で「買うならマ・メールだな」と思ってしまいました。
 ただし、上の画像からも分かるように、マメデルモンの卵は容器も面白いんです。
 商品名に「卵」と入っているとおり、鳥の巣の卵が孵るイメージで作られているのです。透明なプラスチックコップの中に、わらのようなものが敷かれていて、その上に卵が一個ちょんと乗り、卵の上から水をかけると、早ければ数時間で卵の殻を破って、メッセージ入りの双葉が顔を出してくるという、そりゃもう楽しげな商品なのです。
 デザインもシンプルで美しく、見た目はトミー「アメデルモンのたまご」の圧勝だろう、というのが花雑貨好きの意見の大勢のようです。
 メッセージは7種類。「がんばれー!」「グレート!」「それが人生!」「げんき?」「あなたの味方だよ!」「やあ!オッス!」とあり、片面が日本語、反対側にフランス語の表記なのだそうです。もう一種類、買った本人も分からないシークレットメッセージのものがあり、それを含めて7種類ということです。

メッセージ入り不思議豆日本上陸!〈その2〉へ続く。




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