◆採用の決め手になるものは

花屋さんの採用の決め手は?

 私が今まで実際に見聞きした、花屋さんのバイト君採用の決め手はズバリこれ!というものを紹介します。これから花屋さんに雇ってもらおうという方は、参考になさってください。

(1)花屋業務経験者

 花屋さんの求人広告は、ほとんどが「経験者に限る」か、「経験者優遇」と明記してあります。まれに「経験問わず」と記載されていても、求人応募者の中に「経験有り」の人と「経験無し」の人がいた場合、あえて経験の無い人を選ぶことはほとんどありません。どんなかたちででも、花関係業務を経験している方が圧倒的に有利です。
 母の日とか、年末のみの短期バイトでもいいですから、花屋の実務を経験する機会があれば、逃さずに経験しておきましょう。

(2)店に入れる時間が長い人、土日祝日も入れる人

 ぶっちゃけ、店が欲しい人材というのは、「来て欲しいときには、いつでも来てくれる人」です。店にとって、都合よくシフトに入ってくれる人がありがたいのです。
 なので、入れない日が多い人、入れない時間が多い人は、腕が良さそうでも敬遠されることが多いです。また、モノ日に協力できない人(=お彼岸や母の日のような、花屋の品物が動く日に休みたがる人)も喜ばれません。

 もしも、「どんどんシフト入れてもらってかまわない」と思っているなら、それを力強くアピールすると、良い結果につながることが多いと思いますよ。

(3)力持ちに見える

 くだらないようですが、雇う側には結構重要なポイントです。
 花屋業務は力仕事が非常に多いです。非力な人は、実際に3日くらいで音を上げて辞めていきます。また、力の無い人が無理をして、体を壊されたら、店も困るのです。
 私は、見かけがひょろひょろなので、この点は不利なことがわかっていますから、面接では力持ちを全力でアピールします。

(4)余計な知恵が付いていない

 余計な知恵とは、フラワーアレンジメントの専門的な知識とか、いけばなの経験です。
 そういう経験はプラス要素じゃないの、と思ったら大間違い。花屋さんは、いけばなやフラワーアレンジメントの長い経験がある人は、むしろ嫌います。なぜなら、それらを長く勉強したような人は、商品よりも作品に親しみ、値段に見合わない手間を切り捨てることが下手だったり、花のスタイルが固定して矯正が難しい、などの可能性があるからです。
 要するに、めんどくさい習慣を持っている奴かもしれないぞ、と警戒されるわけです。
 ちなみに、私は30年近くもいけばなを習っていますが、花屋さんの面接では、聞かれない限りは「いけばな師範です」なんて言いません。

(5)徒歩出勤可能

 これまたくだらないようですが、現実にはこれも大きな要因になります。
 歩いて通えるということは、交通費がかかりません。そして、近所ですから、残業で夜遅くなっても、帰り道の心配が少ないです。
 更に、バイト君を通じて、近所の人脈を増やせることがあります。私が実際に勤務したA店では、バイト君のお母さんが小学校のPTA会長さんで、その小学校がらみの花の注文を、最終的にA店が独占してしまいました。土地の有力者にコネがあるような方は、さりげなくアピールしておくといいかも。

(6)顔がかわいい

 心からくだらないと思いますが、これはいまだにまかり通っています。
 オーナーとか、店長格の人が、ある程度絞り込んだ履歴書の中から、自分好みのかわいい子を選ぶんです。
 私が下請けで入っていたB店の男性店長が、それを恥ずかしげも無く店員の前で発表しているのを見たことがあります。別にそれがおかしいとも思っていないようでした。
 この例は、特殊な例ではありません。すごくよくある話です。(どう対策すればいいのだっ)

◇参考

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