◆花屋さんの足もと

 靴のことは、花屋さんにとって結構重要なことです。特に冬場!
 おお、あっちこっちから「その通り!」という声が聞こえます。冷え性の女性の方などは、この項目を外してはいけません。健康状態まで左右する可能性のあることですので、これから花屋さんになる方や、初めて花屋さんで冬を迎える方は、ぜひとも参考になさってください。

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(1)履物は、スニーカーが一番

 やはり、花屋さんに最もふさわしい靴はスニーカーでしょうね。都会の花屋さんでは、ユニホームが洒落すぎていて、スニーカーでは似合わず、高そうな皮の靴を履いている人も見かけますが、水を使うことが多い仕事なので、私はあまり賛成しません。
 反対に、夏場など、ビーサンを履く男の人がいますが、刃物を使ったり、重い荷物を扱ったりすることが多いことを考えると、安全上おすすめできません。
 スニーカーは、動きやすい汚れに強く水洗いできるある程度の強度があるという、花屋さんの業務に耐える条件を多く満たしています。
 業務に適したスニーカーを選ぶポイントは、

1 あまり高価なものは選ばない
2 色は濃いめ
3 つくりが頑丈なもの


  こんなところです。
 に関しては、高いのがいかんのではなく、もったいないと思うからです。業務が激しいので、汚れるうえに、すぐにぼろぼろになってしまうのです。ですので、個人的に高価なものを履きたい方を止めはしません。

 は、汚れ対作です。花屋さんの汚れは、「茶色い土の汚れ」と「緑の植物汚れ」の二つが主です。白いスニーカーに、これらの汚れが染み付いていくのはかなり悲惨です。ちなみに私は、基本的に黒しか履きません。

 は、足の保護目的です。花屋さんには、とげのあるような枝もあるし、ナイフ・鋏・ドリルなどの工具もあるし、重たい荷物もあります。私は実際に、先のとがったワイヤーが靴にぐっさりと刺さったことがあります。スニーカーでも、布一枚みたいなものだったら、無傷では済まなかったと思います。

(2)靴の底は、少々厚めがいい

 冬場、冷え性の女性には、絶対に厚めをおすすめします!
 とは言っても、一時期流行ったような、コケそうな厚底である必要はありません。比較的厚めのものを選ぶと、冬場の寒さが違うのです。

 花屋さんの冬は寒いです。しかも、水を使い、地面は大抵コンクリートです。下から、シンシンと寒さが上がってくるんですよね〜。
 ほんの少し、底の厚いものを選ぶだけで、わずかであっても、寒さを和らげることができます。各店舗の環境によって、寒さは大きく異なりますが、あなたが運悪くシベリア並みの環境で働くことになった場合、寒さ対策は生死を分けます。

 生死なんて大げさな、なんて言ってられるのは今のうちかもしれませんよ。私は、冬の花屋で体を壊した人をたくさん見てきました。悪いことは言いません! ぜひ厚底を探しましょう!

(3)冬場の靴下は、化繊の極厚がいい

 これも、寒さ対策です。
 ウールの方があったかいんじゃないの、という考えは甘〜い! 

 ウールだと、ぬれたときの乾きが非常に遅いのです。
 花屋さんは、水を多く使います。鉢ものに水をやったり、店の前に水を撒いたり、バケツを洗ったり、水を入れ替えたり、一日中水に触っています。
 気がついたら、靴の中がびしょびしょなことなんて、珍しくありません。
 そんなとき、ウールより化繊が活躍してくれるのです。化繊は、フカフカに厚いものでも、ある程度速やかに乾いてくれます。私も、最初はウールを履き、がっちりガードしたつもりでいたのですが、化繊の方が断然快適です。


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