◆使えるエプロンとは

 無いと困る、というほどのものではありませんが、大抵の花屋さんはつけています。
 花屋業務は汚れますから、「閉店後、着替えもしないで電車に乗って帰る」ような場合は、やはりつけたほうが良いと思います。「どこがどんなに汚れてもかまわん」という人には不要です。

 店の揃いのエプロンがある場合もありますが、自前で持ってきてと言われる場合も多いので、セレクトのポイントを紹介しましょう。

(1)色は濃いめ、生地は厚め

 色が濃い目が良いのは、言うまでも無く、汚れを目立たせないためです。薄い色のエプロンが無残に汚れていく有様は、つけないほうがましなくらいです。私は基本的に黒を選びます。
 生地厚の方は、大きな力がかかる仕事が多いからです。毎日紐が切れたりしてたら、話になりませんからね。

(2)前にスリット有りタイプ

 花屋さんは、足を踏ん張る仕事、立膝で行う仕事が多いので、足捌きを良くするため、前が割れているものを私は選びます。

(3)ポケットは多い方が良い

 花屋さんは、常に携帯する細かい道具が結構多いのです。ざっと挙げてみますと、

  • 鋏(紙類を切るための)
  • ボールペン
  • マジック
  • 電卓
  • フローラルテープ
  • ホチキス
  • メモ用紙

 こんなところでしょうか。
 ボールペンなんて机の上に置いとけばいいじゃん、というのは、作業スペースのゆったりした花屋さんです。私は、大人数で、小さな作業スペースを奪い合い、狭くて店内移動もままならないような店をいくつも経験しましたので、「今、自分が立っている場所で、何もかも行える」状況を作るために、ポケットたっぷりエプロンをフル活用していました。 

 一つくらい、ファスナーの付いているポケットがあると、更に便利です。歩いて大きな鉢物配達+○○買って帰ってきてね、みたいなお使いを頼まれたときにも、ファスナーポケットにお金を入れてしまえば、バック類を何も持たず、両手は品物のために使うだけで、身軽に出て行くことができます。

◇私が使っているエプロンはこんな感じ

【イージーケアエプロン】汚れに強い!洗濯に強い!漂白に強い!
↑こんなやつを使っています。常に、4枚くらい持っています。

 黒い前割れのエプロンというのは、どういうわけかスーパーなどではあまり見かけません。ただし、稀に見かけたときには、ヤケッパチみたいな安値で売っていることが多いです。要するに、一般にはあまり売れないってことでしょうか?

◇「フローリストエプロン」というものがある

 巷には、「フローリストエプロン」というものが売っています。たとえば、楽天市場で検索してみると、このようなものがヒットします→楽天市場の フローリストエプロン

 「フローリストエプロン」として売っているものは、ほとんどが、シンプルで単色で、丈夫な生地のエプロンです。
 特に、「花屋に便利な機能」みたいなものは付いているわけではなく、いかにも花屋さんがつけていそうなエプロン、という意味のネーミングのように思えます。なので、特に「フローリストエプロン」の名称にこだわることなく、シンプルなエプロンを探して買えばいいんじゃないかな……と、個人的には思います。


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