◆パイナップルの挿し木 その2

パイナップルの挿し木 の続きです

◇パイナップルの水栽培にトライする仲間が続出……でも、みんな失敗

 私は、二回パイナップルのクラウンを水栽培して発根させようとし、失敗したことを、うちのいけばな教室に通ってくるお弟子さんたちとおしゃべりしているときに話しました。お弟子さんたちの中の数人は、私が実際にクラウンを水につけていたのを見ていて、「育つといいですね〜」という会話もしていました。

 しかし、私は二回も失敗し、そのわりに「本来は簡単に発根する可能性が高いと思うんだよねー」といい続けていたので、お弟子さんたちの中から三人も、「私もやってみる!」という仲間が現れました。三人も現れたのは、うちのお弟子さんたちに探究心の旺盛なやつらが多いこともあるでしょうが、お金がかからないことと手軽であること、つまり「パイナップル食べるときのゴミを、水に挿しとけばいい」ことが大きかったように思います。

 結果的には、私に続いてチャレンジした三人は、1人も発根に成功しませんでした。しかも、「その日のうちにダメになった」「翌日にはダメになった」という惨憺たる結果で、私の初回のチャレンジのときのような、「2〜3日持った」という例さえありませんでした。
 これらのことを総合するに、やはり当初私が思っていたほどに簡単なものではないことが浮き彫りになってきました。

スポンサーリンク

◇三回目にして、はじめて下調べしようと思った

 このまま何度も適当にトライしても、どうやら成功しないな、と気付いてきた私は、
「ちゃんと下調べして、成功する可能性が高い方法で、もう一回だけ試してみよう。そして失敗したら、またそのうちパイナップルを丸ごと買いたくなるときまで、チャレンジを封印しよう」
と決めました。

 下調べは、主にネットで行いました(パイナップルの栽培法を書いた本はあっても、挿し木の情報を書いた本は見つからなかったので)。
 個人の方のガーデニング系ブログが、一番情報が多く、成功例の画像を何度も見ました。しかし、水栽培や挿し木の具体的な方法や、注意点を書いているブログはほとんど無く、みんな「切って、水に挿したら、こんなに発根しました」「切って、土に挿しただけでうまくいきました」という程度の記載しかありません。

 その中で、唯一役に立ちそうな「クラウンに、パイナップルの芯が少し残るくらいに切って挿す」という情報を、あるブログで見つけ、そのやり方で三回目にトライすることにしました。

↓芯が残るように切るというのは、要するに、このあたりから切るということです。

 クラウンに、実が付いた状態にするわけですね。

↓こんな感じに切りました。


 でも、このまま水につけると、実の部分が腐ってどろどろになるに決まっているので、芯を残して実は取り除きました。

↓要するに、こういうことになります。

 正直、これでも「腐ってカビも出て、大変なことになるのではないか」と思わないでもありませんでした。

 上の画像のように切ったものを、口の広い器に挿して、水につけました。

パイナップルの挿し木 その3 へ続く。


Copyright(C)2004.09.15-. 花の情報局.All Rights Reserved.