◆謎の原種系バラの種が発芽しました

謎の原種系バラの続きです。 

◇発芽に失敗したと思い込んでいました……

 謎の原種系バラを、まくにはまいたものの、私は発芽能力のある種なのかどうか、非常に怪しいと思っていました。そのため、3月になってスズバラやノバラが発芽した時期を過ぎ、遅い発芽だと思ったバラの実(センセーショナルファンタジー)の芽が出た後になっても、一向に顔も出さない原種系バラを、「発芽に失敗した」と思い込みました。

 ところが、ほかのバラたちの発芽よりも、一ヶ月以上もたった4月の下旬になってから、やっと地上に現れてきました。
 私は、最初は「なんだ、この芽は?」と思ったのです。その頃には、「原種系バラの発芽」のことなど、頭から消えうせていたので(完全に「発芽は無い」と思っていました)、また謎の芽が出ちゃったなあと思っていました。
 しかし、その芽は、数日すると、明らかにバラの芽に見えてきました。
 そして、本葉が出てきたのを確認したときに、すでに脳内メモリーから削除していた「あの原種系では!」と思い至ったのです。

謎の原種系バラの発芽2012.04.24

 上の画像は、2012年4月24日に撮ったものです。もうゴールデンウィークも目前にした時期で、やっと小さな本葉を出した状態でした。

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◇発芽した後も、超スローな成長だった

 やっと芽を出した原種君ですが、この子が妙に成長の遅いやつで、私は密かに「この子育つのかなあ」と思っていました。
 下の画像は、上の画像から一ヶ月もたっているのですが、葉っぱは一枚増えたものの、全体の大きさはほぼ変化無しでした。
2012.05.22

↓6月に入ってからも、丈は全然伸びませんでした。
2012.06.03
 しかしながら、葉っぱが詰まって付いてきて、非常に力強さを感じさせる姿をしていました。これぞ、ワイルドローズというべきでしょう。

◇7月になったら、やっと成長が目に見え始めた

 この原種系バラが、やっと「丈が伸びてきた」「葉やトゲや茎の色に、独自の特徴が見えてきた」と言えるようになったのは、7月になった頃でした。もう、すっかり世間は夏の装いでした。

2012.07.01
 なんかこう、やっと立ち上がってきたという感がありました。そして、葉の表面が妙にざらざらした感じで、「その辺のバラと一緒にするな」という主張を始めました。
 上の画像ではわかってもらえないかもしれませんが、私の育てたバラでは、このようなザラザラした感じに葉脈が走るものは初めてでした。ただし、バラ園でならいくらでも見たことがあります。たとえば、ハマナスなんかがこんな葉っぱをしています。うん、やっぱり原種系なんだね。

》》謎の原種系バラの実生 その3に続く!


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