◆謎の原種系バラの種が持ち込まれた!

◇ミステリー・ローズ

 ある日、私がバラの実生を何本か育てていることを知っている知人が、「これ、欲しければあげる」と言って、下の画像のようなバラの実をくれました。

バラの実各種

 なんか、半分腐ってんじゃねえかようという様子の実ですが、明らかに原種系と分かる実の姿は、ワイルドな魅力に満ち満ちていて、私は興味を持ち、ありがたくいただいて種まきしてみることにしました。
 で、育てるにあたって、
「それぞれの品種名が分かるものなら教えて欲しい。そもそも、どこから入手したの?」
と聞いてみました(くれた人は、ローザリアンではありません)。すると、
「品種は不明。入手先は聞くな!」
 と言うじゃありませんか。
「聞くな」とは、どういうこと? まさか、マニアックなローザリアンの人の庭から盗んできたのじゃあるまいなと思ったので、
「盗品ならば白状しなさい」
と迫ってみましたが、
「絶対に盗んできたものではない。しかし、入手先はヒミツだ」
と、最後まで教えてもらえませんでした。

……というような、謎の経路で入手したバラの実ですが、2011年の11月に種まきし、これが後に立派に発芽しました。

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◇バラの実を切りひらいて種を取り出しました

 記録として、種をまいたときの画像を貼っておこうと思います。
 まず、上の項の画像を見ていただいても分かるように、半分くらい腐っている実ばかりでした。実の提供者によれば、「ほんの数日の間に、どんどんこんな風に黒くなってきてしまった」ということでした。
 たった一つだけある、腐っていない実は、黄色で固くて、なんだか熟していないように見えますし、私はこれらの実に発芽能力があるのかどうか分からなかったので、少しネットで調べてみました。
 その結果、「バラの実は、一見熟していないようでも、結実後何ヶ月かたったものなら、発芽能力が十分にある」という記述を見つけました。腐っている実については、種自身が黴たり腐ったりしていなければ大丈夫のようでした。ということは、提供されたすべての実の種をまいてみる価値があるということです。
 本当に発芽するかどうかは、やってみないと分からないレベルの話なので、とにもかくにも種を取り出してまいてみることにしました。

 腐っている実の画像は、ちょっと公開するのも申し訳ないので、唯一の腐っていない実の切り開き画像を出したいと思います。

↓手で割れるかと思ったら、全然割れず、鋏のお世話になりました。


↓切り開いたら、こんな風に種が詰まっていました。


↓実の中から種を取り出しました。なんか、ケバケバした毛に包まれていました。


 ほかの実の、見苦しい画像は自粛しまして、取り出した種の画像だけを貼ることにします。
↓全部で5種類。

 どの種が、何という品種なのか、さっぱり分かりませんので、ラベルも何もつけずに種まきすることにしました。発芽したときには、どの芽がどの種だったのかも分からん、ということになります。品種を特定できるのは、相当育ってからのことになりますね(とてつもなく特徴的な葉だったりすれば別ですが……)。

》》謎の原種系バラ その2 に続く


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