◆愛猫がこの花を食べないように注意!

 いけばなの稽古場で、「猫を飼っているので、ユリは飾れない」と言っている方がいました。猫が食べると、有害なのだそうです。
 私は、自分がペットを飼っていないので、長年花屋をやっていても、このような情報には疎く、「猫は、家の中を勝手に歩き回って、花束の花も勝手に食う」と聞きまして、結構驚きました。

 いろんな人に聞いてみますと、猫というやつは、鉢花を丸坊主になるまで食べたりもするようです。かと思うと、「うちの猫は、鉢や花瓶の花を食べたことなんて一度も無い」という人もいます。また、「前に飼っていた子は食べたけど、今の子は花なんか見向きもしない」という人もいました。

 このように、猫たちの習慣は多様なようなのですが、猫にとって有害な植物は、どの子にとっても同じなはずです。
 そこで、うちの教室に通ってくる猫好きさんたちのために、猫が避けるべき有害植物のリストを作ってみようと思いました。私自身には、なんにも関係ない情報なんですけど、世の猫好きの皆さんは、どうぞ参考になさってください。切り花で家庭内に入ってくる可能性の高いものを主に挙げています。
※ネットで調べた情報をまとめたリストです。

スポンサーリンク

◇猫にとって、超キケンな植物

 命にかかわるくらい危険な植物のリストです。
  • ユリ
  • アジサイ
  • アマリリス
  • 万年青
  • キキョウ
  • 水仙
  • すずらん
  • チューリップ
  • ツツジ
  • トウゴマ
  • ヒヤシンス
  • ドラセナ
  • ほおずき
  • センダン

◇猫にとって、結構キケンな植物

 命にはかかわらないかもしれないけど、結構危険な植物のリストです。
  • アロエ
  • フジバカマ
  • アイリス
  • アネモネ
  • クレマチス
  • デルフィニウム
  • ヒペリカム
  • カラー
  • ストレリチア
  • スパティフィラム
  • アイビー
  • スイトピー
  • クワズイモ
  • コブシ
  • シャクヤク
  • マーガレット
  • マサキ
  • モクレン
  • やつで

◇調べていて思ったこと

 上記のリストを作るために、ネットで色々と検索してみて、素朴に思ったことをいくつか書きますと、
  1. 日本国内の猫が、ほとんど遭遇しないような植物の情報も、いろんなサイトでたくさん書いてあるのがスゴイ
  2. とても、あいまいな表現をされているものが見受けられる
  3. こんなこと言ってたら、ほとんどの花がダメじゃね?
……というようなことですね。

 【1】は、たとえば、ホウオウボクなんて書いてあるサイトがありました。ちなみに、ホウオウボクは、うちのブログに登場してもらったことがありまして、こういうやつなんですが、インドとかにあるような木なんですよね。まあ、絶対に遭遇しないとも言えませんけど……。なんか、正しいかもしんないけど実用性に欠ける情報なんじゃないか、などと思ってしまいます。

 【2】は、「常緑植物」って書いてあるサイトがあったんです。広すぎるだろう、その定義。これも、【1】と同様に、実用的でないにおいがします。

 【3】は、調べていてつくづく感じたのですが、「危険植物、多すぎる」と思いました。詳細に見ていったら、花屋の花の半分以上、「猫に危険」なものになってしまう気がします。
 そして、私が作ったリストは、「切り花として家庭内に入ってくる可能性が高いもの」に絞っているので、庭に咲いている草花などは入れていないのですが、ガーデニング植物を含めると、実はもっともっと膨大なものになりまして、なんでその辺の草をうっかり食べた猫がパタパタ死んでないんだろう、などと思ってしまいました。そう思うくらい、猫に有害な草花が多いです。

 あと、ど素人の疑問で申し訳ないんですけど、動物って、「自分に有害な植物」って、分からないんですかね。キケンな植物には元々近づかない、というような機能は備わってないのかな。

◇個体差が相当大きいんじゃないかなあ

※ど素人の思うことなので、詳しい方には笑われるかもしれません

 上のリストを作っているときに、どこかのサイトで、「シクラメン」が猫の危険植物と書いてありました。
 私、そのときに不思議に思ったんですけど、私の20年来の友人の家の猫が、「お歳暮でもらったシクラメンの葉っぱを全部食べてしまった」と聞いたことがあります。でも、それで健康被害があったとは聞いていません。おそらく、なんともなかったのでしょう。

 ということは……猫の個体差と、植物側の個体差で、危険度は結構違うんじゃないかと想像されます。(あくまでも、素人の私の思ったことです。その考え間違ってる!と思われた方がいらしたら、正しい知識をお教えください)


Copyright(C)2004.09.15-. 花の情報局.All Rights Reserved.